10月3日の式典には、マレーシア政府の国際貿易産業省Dr. Ong Kian Ming副大臣や駐マレーシア日本総領事などの来賓や地元関係者、取引先など約200名をお招きし、当社関係者とともに新棟竣工を祝った。TTM代表取締役社長 清水隆史は式典でこれまでのご支援に感謝の辞を述べるとともに、「TTM新生産棟では当社の最新技術を搭載し、IoTを駆使した次世代タイヤ生産オペレーションの構築にトライしていく」ことを宣言している。
新工場棟のキャパシティは、既存工場棟(年産約500万本*)と同等規模(年産約480万本*)を有し、10月より生産を開始し、順次生産設備の増強を図りながら、第1ステップとして年産240万本*まで生産供給量を高めていく計画で、北米向けにSUV用大口径タイヤの生産供給を補完し、マレーシア工場全体として品種構成をより厚くしていく予定だ。
*乗用車用タイヤ換算