ホンダの小型ピュアEVモデル「Honda E」の市販車がフランクフルト・モーターショーで正式発表された。価格は2万9470ユーロ(約348万円)からで、このドイツ、イギリス、フランス、ノルウェーでこの9月から予約受注が開始され、2020年から順次デリバリーされていくという。

315Nmの豊かなトルクと後輪駆動で快活な走り

 かねてより東京モーターショー2017を含む数々のショーでプロトタイプが披露されてきたHonda Eの市販仕様がついに正式発表された。




 最高出力100kW(136ps)と113kW(154ps)の2種類のモーターが用意され、いずれも315Nmという最大トルクを誇り、後輪を駆動する。




 バッテリーは35.5kWhで、最大航続距離は220kmとアナウンスされた。急速充電によって30分で80%まで回復させられる。0-100km/h加速は8秒だという。

 また新世代のインフォテインメントシステム「ホンダ・パーソナルアシスタント」を搭載し、「OKホンダ」と話しかけてから、さまざまな指示を車両に投げかけることができるという。




 さらに専用のアプリケーションを通して、セキュリティの起動、バッテリー状態の確認、エアコン設定、ナビゲーションシステムへの目的地情報の転送など、クルマから離れた状態でもさまざまな操作を手元のスマートフォンで行うことができる。







 Honda Eはこの9月からドイツ、イギリス、フランス、ノルウェーといった欧州の主要マーケットで予約受注が始まり、2020年から順次デリバリーされる予定だという。




 価格はドイツで2万9470ユーロ(約348万円)からスタートとなる。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ホンダの100%EVモデル「Honda E」市販車がデビュー! 約348万円から!【フランクフルト・モーターショー2019】