ガスターでは、ガス給湯器の出荷前検査時に、検査員によるガス検知器などを使った気密(漏洩)検査を行っている。
QLCを用いた検査では、独自のレーザー技術でメタンガスを検知する「レーザーファルコン」(※1)が組み込まれたシステムにより自動で検査ができるだけでなく、結果を数値と動画で記録するため、検査結果の見える化を実現する。
その他の部品の検査では、被検査部品に、爆発下限以下の濃度のメタンガスと空気を混合した検査ガスを充てんし、QLCが溶接部分などの気密不良が発生する可能性のある箇所にレーザーを照射し、気密不良の検出をする。
※1 レーザーファルコン:TGESが販売するレーザーによるメタンガス探知機で、最大100メートル先のメタンガスの漏洩を発見することができる検査機器。