年5月30日に事業拡大に係る協定書の調印を行った。
HUDは、車速やナビゲーションなどの情報をフロントウインドウに投影するもの。従来のカーナビゲーションシステムやメーターに比べ、ドライバーの視線移動を減らすことで、運転時の疲労軽減やよそ見による事故のリスクを低減するメリットがある。さらに、今後は車両に設置された様々なセンサーとの連携によるドライバーへの高度な注意喚起やAR(拡張現実)技術の実現が期待されている。
リコーインダストリアルソリューションズは、そのような高度化するニーズに応えるためリコーのレーザー描画技術、および車載HUD用途で新たに自社開発した2軸MEMS(微小電気機械システム)スキャナーを用い、 レーザーHUDの開発に成功した。
今後、リコーインダストリアルソリューションズは、ニーズが広がるHMI分野でさらなる事業拡大を図るべく、本分野における量産体制を構築し、生産能力の拡大を図っていく。