最高出力:9.7ps/7500rpm
最大トルク:10Nm/5000rpm
フロントタイヤ:70/90-17
リヤタイヤ:80/90-17
価格:39万9600円
キャストホイール、フロントディスクブレーキ、スマートキーなどを奢られたハイエンドモデル。カブ兄弟との共通パーツはヘッドランプユニットくらいで、事実上は独立したモデルと考えたほうがいい。エンジンはグロムやモンキーと共通。シリーズの中ではこのC125とCT125ハンターカブのみ、タイ工場で生産される(そのほかはすべて熊本工場)。
排気量:109cc
最高出力:8.0ps/7500rpm
最大トルク:8.5Nm/5500rpm
フロントタイヤ:70/90-17
リヤタイヤ:80/90-17
価格:27万5400円
カブ兄弟の根幹となるモデル。カブの真髄を味わいたいのなら、まずはこの110に乗ってみるべきだ。前後ともカブ伝統の17インチのスポークホイールを採用。タイヤ幅は前後で異なり、リヤがフロントよりも10mm太い。1958年の誕生以来、右側に配置されていたウインカースイッチは、2009年より左側に移されている。
排気量:49cc
最高出力:3.7ps/7500rpm
最大トルク:3.8Nm/5500rpm
フロントタイヤ:60/100-17
リヤタイヤ:60/100-17
価格:23万2200円
今やガラパゴス的なカテゴリーとなってしまった50ccの原付一種だが、原付免許保持者や普通自動車免許保持者の業務使用という需要に応えるために作り続けられる。世界で最もコストと手間を掛けて開発されている原付一種だろう。110よりもタイヤ幅が細く、前後同サイズとなる。
排気量:124cc
最高出力:8.8ps/7000rpm
最大トルク:11Nm/4500rpm
フロントタイヤ:80/90-17
リヤタイヤ:80/90-17
価格:44万円
往年の名車のネーミングを冠したマルチパーパスモデル。C125をベースとしながらも、リヤフレームの延長やヘッドパイプまわりの補強などによってオフロードにおける走破性と信頼性を向上。エンジンも低回転・高トルク型にチューニング変更されている。キックスタート(C125には未装備)、5.3Lの大容量ガソリンタンクを備えるなど、都会派のC125とは大きくキャラクターの異なるタフガイに仕立てられている。
排気量:109cc
最高出力:8.0ps/7500rpm
最大トルク:8.5Nm/5500rpm
フロントタイヤ:80/90-17
リヤタイヤ:80/90-17
価格:33万4800円
スーパーカブをベースにオフロードテイストを加えられたスクランブラー風モデル。フロントタイヤがスーパーカブ110よりも10mm太くなり、結果的に前後で同サイズとなる。
シートはオーストラリアの郵政仕様と同じものが採用され、ほかのカブ兄弟(クロスカブ50も含む)よりも着座位置が高めになる。合わせてハンドルもクロスカブ50よりもアップタイプの専用設計のものになり、ウインカースイッチはクロスカブ50とは異なり左側にセットされる。
スーパーカブ50/110やプロ50/100やクロスカブ50のオーナーで大柄な人は、クロスカブ110のシートに交換してみるのも面白いかもしれない。
排気量:49cc
最高出力:3.7ps/7500rpm
最大トルク:3.8Nm/5500rpm
フロントタイヤ:70/100-14
リヤタイヤ:80/100-14
価格:29万1600円
スーパーカブ50/110プロと同サイズの前後14インチとなるためシート高が低く抑えられ、小柄な女性などでも扱いやすいライディングポジションが得られる。かつてのリトルカブに近い位置付けにあると言えるだろう。スーパーカブ50/110プロと共通のハンドルが採用され、ウインカースイッチは右側に配置される。
排気量:109cc
最高出力:8.0ps/7500rpm
最大トルク:8.5Nm/5500rpm
フロントタイヤ:70/100-14
リヤタイヤ:80/100-14
価格:29万7000円
新聞などの配達に特化した仕様で、ホイールは前後とも14インチとなる。フロントタイヤが小さいことによって大きなフロントバスケットが装着でき、さらに乗り手の体格を問わない余裕のある足つき性を確保している。ウインカースイッチは通常のモーターサイクルとは異なり右側に配置される。アクセル、ブレーキ、ウインカーといった操作系を右手に集中させることで左手をフリーにし、配達しやすくするためだ。
排気量:49cc
最高出力:3.7ps/7500rpm
最大トルク:3.8Nm/5500rpm
フロントタイヤ:70/100-14
リヤタイヤ:80/100-14
価格:25万3800円
スーパーカブやクロスカブとは違って、プロの50と110の間にはエンジン排気量以外の違いはとくに見当たらない。