そして、一見この「ロイヤルラウンジ」とレクサスLMはインテリアの基本は共通と思われるが、見比べてみると実はけっこう違っている。まずは最も特徴的な、前席と後席を仕切るフルパーテーション。「ロイヤルランジ」は24インチディスプレイが上部にあり、前席との会話はインターホンで行なうが、レクサスLMではディスプレイ位置が下になり、上部には可動式のガラス?製パーテーションが備わる。
後席シートの骨格は同じようだが、表面の加飾は当然まったく別。また左右席の間のアームレストの幅はレクサスLMのほうが少し広く見えるが、ここが広くなるとシート幅が狭くなるのでサイズが違うとは考えにくい。いっぽう、スイッチパネルはまったく違う。
日本でレクサスLMが販売されるかどうか、まだまったく未知数だが、仮に販売されるとしたら2000万円近い価格になるのではないだろうか? ともあれ、レクサスLMがいま、最も注目されているミニバンであることは間違いない。