こうした性能を実現したのは、2ステージターボチャージャーの採用である。小さいタービンには“可変タービンジオメトリー”というテクノロジーが盛り込まれ、低回転域から高回転域まで全域でトルクフルな加速を可能にしたのだ。
また、排気側にのみ可変バルブリフトシステム“カムトロニック”を採用することで、排出ガス浄化システムを効率的な温度まで早期に暖めることが可能となり、排出ガスの浄化に寄与するという。
トランスミッションは、トルクコンバーターハウジングをアルミニウム製、ギアハウジングをマグネシウム製とした9G-TRONICを採用。従来の7G-TRONICと比較して1kg軽量化されたうえ、多段化によって低燃費化に寄与する。
すでに全国のメルセデス・ベンツ正規販売店で予約注文の受付が開始され、納車は2019年7月頃を予定している。