名神高速と言えば、かつては、上下線合せて10ヵ所でオービスがにらみを効かせていたが、今では、完全撤去された数は3機とはいえ、残り7機中の4機は、稼働してるのかどうか怪しいくらい老朽化した旧型レーダー式。さらに1機は撤去間近のHシステムと、非常に寂しい状況になりつつあったというのも事実。ところが! この3月に、かつて設置されていた旧型レーダー式オービスが2年前に撤去されたポイントに、バリバリ高性能な新L型オービスが、突如、姿を現したのだ!

見た目にだまされてはいけません!1機で2車線を捕捉&データー即電送の最新鋭オービスなんです!

事前警告板は3枚。最後は430.2KP、反対車線のHシステムのすぐ手前だ!

☆新設オービスDATA


場所:滋賀県


道路:名神高速道路


キロポスト:429.2KP


機種:新型L


速度計測方法:ループコイル式


制限速度:100km/h

  新L型オービスが新設されたのは、名神高速道路を大阪方面から名古屋方面へ向かう途中、八日市ICの約5km先の229.2KP(キロポスト)。かつては旧型のレーダー式が設置され、2017年に撤去されたポイントと全く同じ位置だ。




 なぜ、撤去から2年を経て、同ポイントに新型オービスを復活させたのか、まさに「いまごろ~?」って感じだが、たぶん、予算の問題や機器の納期、さらに新たにループコイルを埋める工事に伴い、道路を一時的に通行止めにする必要があることなどから、この時期になったのだろう。いずれにしても、今後も、撤去されてから年月が経っているポイントに、新型が復活する可能性があるということだ。




 ちなみに、この新L型は、旧型のループコイル式オービスに似ているが、中身はまったくの別物。カメラはデジタル(CCD)となり、画角も2車線を捕捉できるくらいに広がり、さらに、撮影されたデータは、即、無線で中央装置に送られる。レーダー探知機は効かないわ、筐体が小さいため目立たないわで、マジに危険。もしかした、現時点での最強固定式オービスと言えるかも。見た目にだまされないように、注意力と判断力を、最大レベルに引き上げましょう!

新Ⅼ型オービスの怖さは、こちら!加速するオービス撤去の話題は、こちら!2019年交通取締の傾向と対策は、こちら!
情報提供元: MotorFan
記事名:「 速報!名神高速の旧型自動速度取締機撤去ポイントに、怖さ倍増、レーダー探知機無効の新L型オービスがカムバック!【交通取締情報】