Text/石川大輔 Photos/宮越孝政
アルミ鍛造シリンダーに特殊コーティングを実施
新型ピストンの特性を山田英二プロがチェック
R35GT-R 「新ピストン採用で実現したこれまで以上に質感の高い走り」
従来ピストン仕様のF:16㎏ / ㎜、R :10㎏ / ㎜から試乗。バランスはいいが、タイヤとの相性もあってか反応がよ過ぎとの意見。レートを変えずに新ピストンを入れたところ、はっきりとしなやかさが加わった。その後レートを落した場合を確認すべく、リアを2㎏ /㎜ダウン。これは減衰力ダイヤルを緩めるといいが、締め込むとイマイチ。F:16㎏/㎜、R:10㎏/㎜が最良との判断
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ZC33Sスイフトスポーツ「嫌なバタツキ感が抑えられた懐が深い、上質なフィーリング」
後ろが粘り過ぎると曲らないが、締め上げ過ぎるとバタツキ感が出がちなZC33S。F: 7㎏/㎜、R : 5㎏/㎜から始め、数とおりのレートや減衰力を試した結果、F: 6㎏/㎜、R : 4㎏/㎜がベストという結論に。「初期の接地感も出ているし、追従性もよくしっかり路面を捉えている。嫌な突き上げ感もなく乗り心地もいい」と山田プロ。しなやかさと粘りを併せ持つ質感の高い走りに生まれ変わった。
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