日々クルマに乗って生活する主婦あかね。そんな日常の合間を利用して写真を撮り続けているうちに徐々にスキルアップ。機材もだんだん増えて、できることも増えてきた。そんな彼女の作品を、コラムとともにご紹介する連載企画「主婦あかねのクルマ写真日記」。第3回は、夜撮に挑戦!

こんにちは。相変わらず写真を撮っている主婦のあかねです。


今回は、星空のお話をひとつ。




一眼レフじゃないと撮れないもののひとつに、星があると思います。星を撮るには明るくて広いレンズ、それから三脚など、カメラ本体以外にも色々と必要なものがありまして、最近まで私には、明るくて広いレンズというものが欠けていたのです。




が、夏についに、手に入れてしまいました。14mm/f1.8ですよ……14mmですよ広いよ広い。

見よ、この迫力ある14mm様のお姿を。届いた箱を開けるとき過去最高に緊張した(iPhone7で撮影)

さて10月22日がオリオン座流星群だったことを、ご存知ですか。流れ星がどうしても撮りたかった私は夜更けに家を抜け出して、田んぼの脇に三脚を立てておりました。ただしこの日は西の空に、十三夜のお月様がテッカテカに光っていて観測条件としてはイマイチだったうえに、それほどたくさん流れてくれませんでした。

寒いなか頑張ったのに悔しい。 ISO640 f1.8 13sec(Sony ILCE-7M3 + 14mm F1.8 DG HSM | Art 018)

沈みゆく十三夜のお月さまと富士山と愛車。沈んだあとのほうが星が見えることは分かっていたものの、この日は時間がなくて撤収。 ISO640 f1.8 8sec(Sony ILCE-7M3 + 14mm F1.8 DG HSM | Art 018)

このあとも星を見るために街の灯りを消してくれる「ライトダウンイベント」というものに行ったりしてみたのですが、雲が多くて不発。

ライトダウンイベントの空。こんなに雲がなければ……と悔やまれる。肉眼では流れ星ひとつ見えましたが、ちょうど三脚を立てている最中で写っておりません。 ISO640 f1.8 10sec(Sony ILCE-7M3 + 14mm F1.8 DG HSM | Art 018)

せっかくあちこち行ってみたというのに、お見せして楽しいような写真があまりにも少なかったので、ひとまず星空のタイムラプスでもごらんください。タイムラプスって初めてやってみたんですけど、これでいいんでしょうか。いまいち自信が持てないまま、お送りしております。

2018年10月22日、1:34~2:38 たぶん東方面の空。 流星は……流星はどこなの……! (Sony ILCE-7M3 + 14mm F1.8 DG HSM | Art 018)

やっぱり星といえば空気が澄んでいる冬がベストシーズン! 寒いけど!


というわけで今後も、ふたご座流星群とかしぶんぎ座流星群とかを、しつこく狙ってみたいと思います。できれば真っ暗なところで撮りたいので、先月ついに走行距離が10万kmに達してしまった愛車に、山の上の方まで連れてってもらっちゃおうか……。


撮れるまで! あきらめない!! 




ちなみに、この冬に見られそうな流星群としてはふたご座流星群が12月14日21時ごろ、しぶんぎ座流星群が来年1月4日0時ごろピークとなっております。




と、ここまで書いて先ほどの富士山の写真を見返してみたのですが。

◯のなか、目を凝らして見てみてください! ISO640 f1.8 8sec(Sony ILCE-7M3 + 14mm F1.8 DG HSM | Art 018)

写ってない!? もしかしてこれ流れ星写ってるんじゃない!?


しかしまったく納得のいかない写り方でしたので、やっぱりこの冬は、いつものように愛車に乗って、流星群を追いかけ回してみようかと思います。






ところで「写真といえばインスタ」などという安直な考えで、インスタグラムのアカウントを作ってみました。もしよろしければ、ぽちっと気軽にフォローしていただけると、私が喜びます。主婦がゆるく写真を投稿するアカウントとなっておりますので、ゆるく見守っていてください。

https://www.instagram.com/shufu_akane/

(文・写真:あかね)

情報提供元: MotorFan
記事名:「 【連載】主婦あかねのクルマ写真日記 ~第3回~「どうにかして流星群が撮りたかった」