1. 摩耗を抑制し、精度寿命を向上
ボールねじの転走面に世界で初めて表面改質技術を採用することにより、油膜形成能力を飛躍的に向上させた。油膜が形成されにくい低速・揺動・小ストロークでの検証運転では、高精度・長寿命ボールねじは、現行品に対して予圧残存率で3倍の摩耗抑制効果を発揮した。
油膜形成能力の向上により、溝と鋼球同士の接触による摩耗が抑制され、位置決め精度寿命の長期化につながる。
2. 寿命の延長
位置決め精度の長寿命化により、機械のメンテナンスサイクルが延長される。
NSKは、サンプル品を2018年11月1日(木)~11月6日(火)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「JIMTOF2018 第29回日本国際工作機械見本市」に出展する。