日曜日には街のメインストリートをクローズしてのパレードが行われ、イベントのフィナーレとなる。参加バイクは6000台を超え、沿道は見物人であふれかえり、その光景は圧巻。メディアによく使われる写真はまさにこれで、ワンサカとバイクが集まって何しているんだろうって思いがち……。しかし今回、実際にハーレー乗りたちの聖地に乗り込んで、その楽しさをタップリと堪能してしまった今はもうそんなふうには思わない。最後のハーレーが走り去るのを見届けるには1時間を要したが、祭りの終わりを告げられたようでなんだか寂しい気持ちに。なるほど、ハーレーのこうしたミーティングは、もはやカルチャーとなっている。それがわかった気がした。