そのひとつに「ブローバイガス」がある。エンジンが発生するブローバイガスは、高回転になるとクランク回転等の邪魔になり、エンジン内部の内圧が回転を抑制させてしまう事もある。(エンジンの設計による)
そのすべての内圧がブローバイガスと言うことでは無いけど、ブローバイガスをどのように抜いて抑える(制御)するか? ということはレースの世界では重要であり、一緒に出てきてしまう空気の混じったエンジンオイルの処理も悩みどころでもある。
7月21日発売のG-ワークス9月号でこのような事により、ライバルとの差が少しずつ開いていく加工を解説しているので参考にして欲しい。地道な加工だけどその地道な作業が速さに繋がるのを本気の人は知っている。