昨年、宮城県では生き残っていた5機が一斉に撤去された。 撤去されたのは、国道19号線を名古屋方面から塩尻方面へ向かう途中の土岐市和泉町に設置されてた旧レーダー式オービス。昨年から今年にかけて、すでに15機が撤去され、これで残りは30機。もはや、絶滅危惧種と言ってもいいだろう。
現在、レーダー式(Hシステムも含む)に見切りをつけた警察は、現時点で唯一とも言える代替え機となるLHシステムを各地で新設しているが、先日、お伝えした大阪府のレーザー式固定オービスの動向や、北海道でレーザー式の簡易オービスを実地テストしていることを併せて鑑みれば、もしかしたら可搬式移動オービスだけではなく、固定式オービスの主役にもレーザー式を据えようとしているのかもしれない。
それはひいては、「速度取り締まり」を民間委託することによって制裁金制度への移行にもつながる話。「やる」と言ったら「必ずやる警察庁だけに、その動向から、ますます目が離せなくなってきましたよ!