また、特殊な用途に合わせて専用設計されているものも多く、そんななかでもクルマのカスタムで大きく役立ちそうなのがハンドニブラーというもの。これは厚さ1.2mmまでの鉄/銅/アルミ板、厚さ2mmまでのプラスチック板などを切ることができる道具で、その切り口がキレイに仕上がるのが特徴。直線カットだけじゃなく、カーブさせることも可能なので、スイッチ&メーターパネルなどを製作する時には大いに役立つのではないだろうか。
さらに、液体ガスケットなどを剥がすときに使うスクレーパーも一般的なステンレスではなく、刃先がセラミック製になっている物もエンジンまわりのメンテナンスに役立つことうけあい。通常のステンレス製とちがって刃を立てすぎてもアルミの地肌を傷つけないで済むというスグレ物なのである。
たかが、カッター&ハサミと侮る事なかれ。工具ひとつひとつにまでにこだわってこそ、カスタムがグンと楽しくなるというものだ。
作業の際は正しい使い方で扱うこととケガをしないよう充分な注意を払いつつ、個性溢れるクルマカスタムを楽しんでみてはいかがだろうか?