フォレスターについては、別の記事も参照していただきたい。
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車重はどうだろう?
フォレスター Advance:1640kg
エクリプスクロス G:1480kg
CX-5 XD(FF):1610kg
フォレスターは、AWDで、なおかつモーター+リチウムイオン電池を搭載している分、やはり重い。CX-5もディーゼルエンジン搭載モデルを選んだので、FFと言えども、1.6t超えになる。
最小回転半径はどうだろう? 最小回転半径でクルマ選びをする人はほとんどいないだろうが、小回りは効くにこしたことはない。
フォレスター Advance:5.4m
エクリプスクロス G:5.4m
CX-5 XD(FF):5.5m
とほぼ同じである。
エンジン:2.0ℓ水平対向4気筒DOHC+モーター(13.6ps/65Nm)
最高出力:107kW(145ps)/6000rpm
最大トルク:188Nm/4000rpm
トランスミッション:リニアトロニックCVT
レシオカバレッジ:7.03
駆動方式:フルタイムAWD
エンジン:1.5ℓ直4DOHCターボ
最高出力:110kW(150ps)/5500rpm
最大トルク:240Nm/2000-3000rpm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF
レシオカバレッジ:6.96
パワートレーンは3車3様だ。
BOXERエンジンにCVT+モーターというマイルドハイブリッドを積むのがフォレスター。エクリプスクロスは、2.2ℓ直4ディーゼルターボ+8速ATのモデルもラインアップされるはずだったが、結局国内は1.5ℓ直4ダウンサイジングターボ+CVTに落ち着いた。CX-5は、マツダ自慢の2.2ℓ直4ディーゼルターボと自社開発の6速ATだ。3モデルともまったく異なる性格のエンジンとトランスミッションを積むので、ここは好みが分かれるところだろう。
燃費に関しては、マイルドハイブリッドのフォレスターとディーゼルのCX-5が一歩リードの印象だが。
この2モデルは、JC08モード以外に、今後JC08から切り替わるWLTCモード燃費も発表されている。より実走行とのかい離が少ないと言われるWTLCの数字も見てみよう。
スバル・フォレスター Advance
JC08:18.6km/ℓ
WLTC:17.4km/ℓ
WLTC市街地:14.0km/ℓ
WLTC郊外:11.2km/ℓ
WLTC高速道路:14.2km/ℓ
マツダCX-5 XD(FF)
JC08:19.0km/ℓ
WLTC:17.4km/ℓ
WLTC市街地:13.9km/ℓ
WLTC郊外:17.6km/ℓ
WLTC高速道路:19.6km/ℓ
こうしてみると、フォレスターのe-BOXER搭載モデルは市街地が得意、郊外や高速道路はCX-5のクリーンディーゼルの方が得意ということが言えそうだ。
最後に、SUVでどこまでも遠くまでドライブしたい! というときの「航続距離」も考えてみよう。
燃料満タンで、どこまで走れるのか?
ここでは、燃料タンク容量×JC08モード燃費で計算してみよう。
まずは、フォレスターAdvance。
燃料タンク容量:48ℓ
航続距離:892.8km
エクリプスクロス G(FF)
燃料タンク容量:63ℓ
航続距離:970.2km
CX-5 XD(FF)
燃料タンク容量:56ℓ
航続距離:1064km
となった。
フォレスターは、リヤにリチウムイオン電池を搭載する関係で燃料タンク容量が小さい。ちなみに、コンベの2.5ℓエンジン仕様は63ℓのタンク容量があるから航続距離は919.8kmとなる。
燃料は、フォレスターとエクリプスクロスがレギュラー仕様、CX-5は軽油である。