「Cクラス Lセダン」はホイールベースを80mm伸ばし、延長分はすべて後席の居住スペースの拡大に使われている。実際、写真を見るだけで、サイドビュー(すなわちリヤドア)が伸びやかな印象になっているのが分かる。
Cクラスのロングホイールベース版は、すでに2014年から現行モデル(W205)で中国市場に投入されており、今回発表した「Cクラス Lセダン」は、欧州で発表されたCクラスのビッグマイナーチェンジに合わせたものである。
注目は新開発の1.5L直4ターボにEQブーストを追加した、48ボルトのマイルドハイブリッドであるが、最新インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」や最先端の安全運転支援システムの搭載、マルチビームLEDヘッドランプ、12.3インチの高精細液晶パネルを用いたデジタルメーターなど、同社が持つ最新装備にアップデートされる。