また同月に、同社の主力商品のひとつである中・大型FF車用CVT「Jatco CVT8」のグローバル累計生産台数が、2012年3月の生産開始以来6年1ヵ月で1000万台に到達。同社で、CVT単一機種の累計生産台数1000万台に達したCVTは「JF011E」「Jatco CVT7」についで3機種目となり、1000万台を達成した「Jatco CVT8」は急速に台数を伸ばして過去2年で500万台を生産している。「Jatco CVT8」は燃費性能、運転性能に優れるだけではなく、世界で唯一2リッターから3.5リッタークラスの大型車までカバーするトルク容量を備え、国内に加えて北米、中国等の市場でも好評を得ている。
ジヤトコは、軽自動車用から3.5リッタークラス車用までのCVTフルラインアップを揃える唯一のトランスミッションメーカーであり、現在は国内3拠点、海外3拠点の計6拠点で生産を実施。2017年のCVT世界シェアは、業界トップの37%に達している。
【ジヤトコCVT累計生産4000万台の歩み】
1997年 富士地区(静岡県富士市、当時日産自動車富士工場)で、世界初の2リッタークラ
ス金属ベルト式CVT(F06A)を生産開始
1999年 世界初のトロイダル式CVT(JR006E)を生産開始
2000年 八木地区(京都府南丹市、当時三菱自動車京都製作所八木工場)で生産開始
2002年 世界最大の3.5リッタークラス金属ベルト式CVT(JF011E)を生産開始
2005年 ジヤトコ メキシコ社(メキシコ アグアスカリエンテス市)で生産開始
2009年 世界初の軽・小型車用副変速機付CVT「Jatco CVT7(JF015E)」を生産開始
ジヤトコ (広州)自動変速機有限公司(中国 広州市)で生産開始
2010年 掛川地区(静岡県掛川市)で生産開始
グローバル生産累計1000万台達成
2012年 中・大型車用CVT「Jatco CVT8(JF016E/JF017E)」を生産開始
2013年 ジヤトコ タイランド社(タイ チョンブリ市)で生産開始
グローバル生産累計2000万台達成
2015年 小型車用副変速機付CVT「Jatco CVT7 W/R(JF020E)」を生産開始
2016年 グローバル生産累計3000万台達成
2018年 グローバル生産累計4000万台達成