新型オーリスはトヨタが次々と新型車に採用しているトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー、いわゆるTNGAを用いて設計された。TNGAを採用したことで先代モデルよりも、より低重心のレイアウトを実現。キビキビとした欧州車に匹敵するハンドリングを実現しているという。 またボディの全長が40mm延長されたことで、後席の足元もより広くなり、パッセンジャーに快適な移動を提供してくれそうだ。
注目したいのはパワートレインだ。原稿オーリスは5種類のエンジンと1種類のハイブリッドモデルをラインナップしていたが、新型は一新される。 まずガソリンエンジンは1.2Lのターボのみとなり、ハイブリッドモデルは現行モデルから用いられている1.8L直4エンジン+モーター(システム出力122ps)のほか、新開発の2L直4エンジン+モーター(システム出力180ps)のフルハイブリッドシステムが新たに搭載される。つまり新型オーリスには、なんと2種類のハイブリッドシステムが用意されるということだ。トヨタがいかに新型モデルに期待を掛けているか、このパワートレインのラインナップを見るだけでも、十二分に伝わってくる。 トヨタのデュアルハイブリッド戦略。まずはこの3代目オーリスから幕を開ける。