マツダCX-5にも採用されている。
マツダと共同で開発したグレードは、樹脂の組成を改良することにより、耐衝撃性、耐候性及び成形性を従来のグレードに比べより高次元でバランスさせ、フロントグリル等の大型外装部品への適用を可能にした。この新グレードは、CX-5以降、マツダから発売される自動車に順次採用される見込みだ。
今回、三菱ケミカルが販売を開始する新グレードは、ボトル向けに新たに開発したもので、以下の特徴を有していることから、美しく環境に優しいボトルを製品化することが可能となった。
1) DURABIOが本来有する高い透明性を維持した上で、ボトル用途にも適用可能な優れた耐衝撃性を実現した。
2) 植物由来原料を主原料として使用しているため、環境・人に優しいプラスチックだ。
3) 熱安定性が高く、ブロー成形時の熱滞留による樹脂の変色を抑制することができる。
すでにこの新グレードは、化粧品向けデラミ密封ボトルの外装部分に採用されており、今後、さらなる用途の拡大が見込まれる。