主に、車両が運送事業者様の拠点出入口を通過する際に使用され、高精度かつリアルタイムにタイヤの空気圧、温度情報を計測。異常を検知した際には、車両管理者及びドライバーに自動で知らせることにより、タイヤ故障による予期せぬ運行トラブルを未然に防ぐ。また、タイヤメンテナンスの軽労化、ひいては運送事業者の経済性向上にも貢献する。加えて、ゲート式の「Tirematics」とタイヤ情報を管理するブリヂストンのデジタルプラットフォーム「Toolbox」を連動し運用することで、タイヤライフサイクル全体におけるタイヤ情報の管理・分析も可能となる。
「Toolbox」は、ブリヂストンのスタッフが運送事業者を訪問した際に取得する基本情報、装着タイヤ情報、タイヤ点検結果、テストタイヤ等の情報を管理するツールで、80ヵ国以上にグローバル展開している。運送事業者のタイヤに関する最新情報を、迅速かつ簡単にセキュリティの高いデータベースへ入力、更新できる。登録されている情報を分析することで、従来より高い精度で最適なタイヤ及びその使用方法を運送事業者へ提案することが可能となり、安全運行とトータルタイヤコストの最小化に貢献する。また同社エンジニアが同じデータベースにアクセスすることで、よりユーザーニーズに即したタイヤ開発に活用することが可能となる。
これにより、ブリヂストンの推進する運送ソリューションビジネスの質を更に高め、運送事業者への提供価値の向上を実現できるという。