トヨタ・アルファード/ヴェルファイアが第二世代「トヨタセーフティセンス」を全車標準装備しマイナーチェンジ!!
トヨタ自動車は12月25日、高級背高ミニバン「アルファード」および「ヴェルファイア」をマイナーチェンジ。アルファードをトヨペット店、ヴェルファイアをネッツ店で、1月8日より販売開始することを発表した。
今回のマイナーチェンジでは、単眼カメラとミリ波レーダーの性能を向上させた第二世代「トヨタセーフティセンス」を全車標準装備。自転車の運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」や、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作の支援を行う新機能「レーントレーシングアシスト(LTA)」、カメラが制限速度や一時停止、進入禁止、はみ出し禁止などの道路標識を読み取りメーター内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)」、先行車の発進を検知しメーター内に表示する「先行車発進告知機能(TMN)」を新たに搭載した。
さらに、「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」や「ブラインドスポットモニター(BSM)」を新設定するなど、予防安全装備を充実させている。
エクステリアはヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ、リヤコンビネーションランプのデザインを変更することで、アルファードとヴェルファイアそれぞれの個性を強調。インテリアはメーター加飾やシート表皮、木目の色を変更し、高級感をさらに高めた。
また、エアロ仕様として、ゆとりのセカンドシートを備える最上級グレード「エグゼクティブラウンジS」をアルファードに、「エグゼクティブラウンジZ」をヴェルファイアに設定。専用インテリアとして「ブラック&ホワイト」の内装色を採用し、シルバー木目調の専用加飾や、防汚処理加工を施したホワイト色のプレミアムナッパ本革シートとともに、先進的でモダンな室内空間を演出している。
さらに、ハイブリッドのエアロ仕様として、エントリーグレードのアルファード「S」およびヴェルファイア「Z」も設定した。
また、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施すとともに、「サイドリフトアップチルトシート装着車」を新設定。チルト機構の導入により、シートが前傾するため、利用者のシートへの着座、立ち上がりをサポートし、介助者の負担を軽減。また、車外へのシートの張り出しを少なくし、乗降に必要なスペースを約55cmに抑えたことにより、一般家庭の駐車場や外出先の狭いスペースでも乗降を可能とした。価格はアルファード、ヴェルファイアとも3,571,000~5,632,000円。