マツダ株式会社は、小型乗用車『マツダ デミオ』の先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」の採用を拡充するとともに、赤基調の内装を採用した特別仕様車「Noble Crimson(ノーブルクリムゾン)」を新たに設定して、全国のマツダ販売店を通じて本日から予約を開始し、12月7日に発売することを発表した。

「マツダ デミオ XD Noble Crimson(ノーブルクリムゾン)」新色のセラミックメタリック。

艶やかな深紅色のシートが白い空間に映える専用インテリア

今回の商品改良では、車両だけでなく歩行者も検知する先進安全技術の「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」に加え、「車線逸脱警報システム(LDWS)」、「ハイビーム・コントロール・システム(HBC)」を全機種で標準装備とし、既に標準化されている「AT誤発進抑制制御[前進時]」との組み合わせで、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に該当している。




これにより、コンパクトカーから3列シートクロスオーバーSUVまで日本国内で販売する主要6車種4全機種で「サポカーS・ワイド」に該当することとなった。




上記の安全装備に加えて、「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)」や「リアパーキングセンサー(センター/コーナー)」も全機種で標準装備するとともに、駐車場や幅の狭い道路などを低速で運転する際に、車両周囲の状況をモニターで確認できる「360°ビュー・モニター」と「フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)」を新たにメーカーオプション設定するなど、先進安全技術の採用を拡充している。




また、ボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」を新たに設定。さらなる質感の向上を図っている。




特別仕様車「Noble Crimson(ノーブルクリムゾン)」は、艶やかな深紅色のシートが白い空間に映える専用インテリアや、専用ボディカラー「セラミックメタリック」を採用し、導入済みの特別仕様車「Tailored Brown(テイラードブラウン)」とともに、多彩なライフスタイルを提供している。




今後もマツダは、将来においても「地球」、「社会」、「人」とクルマが共存する世界の実現を目指し、「走る歓び」にあふれたカーライフを通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指していく。




■「マツダ デミオ」商品改良の概要は以下のとおり




-先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の採用を拡充


マツダは、運転初心者から高齢者まで幅広いお客さまに安全・安心なクルマをお届けするため、2017年度中に、国内で販売する主要車種を対象に、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を全車で標準装備することを公表し、各モデルの改良を行ってきた。今回の『デミオ』商品改良により、国内で販売する主要6車種が「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に全機種で該当することになった。




『デミオ』の先進安全技術の採用状況は以下のとおり。(★は今回新たに標準装着した装備)




[安全運転サポート車「サポカーS・ワイド」に該当する技術を標準装備]




① アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)★


② AT誤発進抑制制御[前進時]【AT車全車】


③ 車線逸脱警報システム(LDWS)★


④ ハイビーム・コントロール・システム(HBC)★


安全運転サポート車「サポカーS・ワイド」ロゴマーク


安全運転サポート車「サポカーS・ワイド」ロゴマーク


[さらに多くのお客さまへ、より安全・安心なクルマをお届けするための技術を標準装備]




⑤ スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)★


⑥ AT誤発進抑制制御[後退時]【AT車全車】★


⑦ ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)


⑧ リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)


⑨ リアパーキングセンサー(センター/コーナー)★


⑩ 交通標識認識システム(TSR)【13C、15MB、13S、XD、13S/XD回転シート以外】★


⑪ ドライバー・アテンション・アラート(DAA)【13C、15MB、13S、XD、13S/XD回転シート以外】★


-「360°ビュー・モニター」と「フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)」を新たに設定


「13C」、「15MB」を除く全機種にメーカーオプション設定。「360°ビュー・モニター」は、車両の前後左右に備えた4つのカメラを活用し、左右・俯瞰映像をセンターディスプレイに表示。モニターの映像は、人間中心の開発哲学にもとづき、遠近感や距離感をつかみやすい自然な映像を目指した。「フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)」をあわせてメーカーオプションに設定することで、ドライバーから見えない領域の危険認知をサポート。




-「ソウルレッドクリスタルメタリック」の採用


従来のボディカラー「ソウルレッドプレミアムメタリック」に比べ、彩度を約2割、深みを約5割増すことにより、より瑞々しく艶やかな透明感を実現。「魂動」デザインの造形美を、より質感高く際立たせる。




■特別仕様車「Noble Crimson」の概要は以下のとおり


『デミオ』では、「好みのコーディネーションを選ぶことでクルマに自分らしさを表現し、より深い愛着を持っていただきたい」という思いから、インテリアコーディネーションにこだわりを持ってきた。その中でも2015年から継続的に導入してきた特別仕様車シリーズは、より先鋭的な世界観を表現している。特別仕様車「Noble Crimson」はその第5弾となる。




ベース車


「13S Touring」、「XD Touring」のSKYACTIV-DRIVE(6EC-AT)車




特別装備


- 専用インテリアコーディネーション(レッドシートファブリック、ホワイト内装)


- エアコンルーバーレッドメタリック


- CD/DVDプレイヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)


- 高輝度塗装アルミホイール(ガソリンエンジン車:15インチ、ディーゼルエンジン車:16インチ)


ボディカラー


特別仕様車専用色として「セラミックメタリック」を設定



専用ボディカラー「セラミックメタリック」
ソウルレッドクリスタルメタリック


情報提供元: MotorFan
記事名:「 マツダ・デミオ一部改良 先進安全技術を拡充して12月7日発売 特別仕様車「ノーブルクリムゾン」も