寒い日に食べたくなるお鍋。キムチ鍋や水炊き、ちゃんこ鍋など色々な種類がありますが、その中でもより体が温まる鍋は何でしょうか?今回は、3種類の異なる鍋を食べ比べて、どの味が一番温まるのか検証してみました。


食べ比べをする鍋は何?

tenki.jpのコンテンツの1つに「鍋物指数」があります。鍋物指数では気象条件に応じてその日の「鍋料理のおすすめ度」と「どんな鍋が最適か」を表しています。
そんな鍋物指数に、おすすめとして登場する鍋の中から、辛い味の「キムチ鍋」、あっさり味の「寄せ鍋」、クリーミーな味の「豆乳鍋」の3つの味を選び、どれが一番温まるのか、食べて検証しました。


一番汗をかいたのは何鍋?

3人のキャスターでそれぞれの鍋を食べていきます。どれも熱々で、口々に「熱い、熱い」と言いながら食べ始める面々。みんなで賑やかに食べるのも鍋の醍醐味ですよね。

2口、3口と箸が進むにつれ、額に汗が噴き出してきたのはキムチ鍋を食べている藤島さん。左右にいる、高森さん、工藤さんから見ても汗びっしょりの状態です。食べ終わるころには上着を脱いで半袖になっていました。やはり辛い鍋が一番温まるのでしょうか?
しかし、寄せ鍋を食べている工藤さんは、背中に滝のような汗をかいていて、豆乳鍋を食べている高森さんも頭にじんわりと汗をかいているとのことで、どの味の鍋も体が温まってきているようです。


食べる前と後、サーモカメラで比較

体の表面温度をはかるサーモカメラを使って比較していきます。サーモカメラの色は、青から赤、白色に向かうにつれて温度が高くなっていることを示しています。

キムチ鍋を食べた藤島さん(中央)、食べる前は顔が白く写っていて温度が高いことが分かります。しかし、食べた後は赤色になって温度が少し低くなったことを示しています。恐らく、キムチ鍋の熱さと辛さでたっぷり汗をかいたせいで、体が冷えてしまったのかもしれません。
寄せ鍋を食べた工藤さん(左)と、豆乳鍋を食べた高森さん(右)には、食べる前と食べた後で大きな違いはありませんでしたが、食後のほうが若干温かい範囲が広がっているように見えました。藤島さんと同様に、食べる前に白っぽく写っていた箇所は赤色になっていて、この2人も汗をかいて少し冷えてしまったのではないかと推察できます。

サーモカメラの映像からは、鍋の種類による温まり方のはっきりとした違いは分かりませんでした。しかし、食べ比べている時にキムチ鍋を食べた藤島さんが、3人の中で最も汗をかいていたので、辛いキムチ鍋が一番温まったのではないかという結果になりました。
どの鍋も体が温まることは間違いないので、ぜひ寒い日は鍋物指数を参考に、お鍋を楽しみましょう!


動画解説:高森 泰人、藤島 翼、工藤 佳奈子

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 【動画あり】どのお鍋が一番温まる?食べ比べて検証してみた!【実験】