洞窟探検！夏のひんやりスポットへ行こう＜関東編｜レジャー特集2023＞

エアコンなしでは過ごせない季節、いかがお過ごしでしょうか。今回は関東エリアから、４つのひんやりスポットをご紹介します。太陽の熱が届かない洞窟で、冬のような涼しさを楽しんでみませんか？ 洞窟は長い長い年月をかけて自然と人が形づくった、迫力ある美の世界！ 探検好きなお子さんにもおすすめです。長袖の上着を持って、歩きやすい靴でお出かけください。

※お出かけの際は、各施設の公式ホームページで最新の情報をご確認ください。

日原鍾乳洞（東京都）

日原鍾乳洞（東京都西多摩郡）／東京にある大規模鍾乳洞！神秘の景観が次々と

関東随一といわれる規模を誇る、東京都指定天然記念物の鍾乳洞です。年間を通じて11℃という洞内は、夏はひんやり、冬は暖か！ ライトアップされて設備の行き届いた通路に沿って、約40分間の洞内めぐりを楽しめます。
荘厳な雰囲気を漂わせる「白衣観音」をはじめ、巨大なカエルを思わせる「ガマ岩」、幽玄の音を奏でる「水琴窟」、さらには「さいの河原」や「三途の川」等々、幻想的な景観が次々に現れます。気の遠くなるほどの時間をかけてみごとに成長したツララ状の鍾乳石や、石筍・石柱が乱立する新洞部分は圧巻。ここが東京とは思えないような、大自然の神秘を鑑賞できますよ。

日原鍾乳洞（にっぱらしょうにゅうどう）
■所在地：東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
■問い合わせ：0428-83-8491
※詳細は公式サイトをご参照ください

◇東京都のお出かけスポット天気◇

※写真はイメージです

不二洞（群馬県多野郡）／関東最大級の迷宮鍾乳洞！周辺には楽しいスポットが充実

群馬県の川和自然公園内にある、関東で一番長い鍾乳洞です。だいたいの全景を把握できたあとにも新しい支洞が発見されたりと、未だ全貌を現していない迷宮のような鍾乳洞！ 洞内は、夏・冬を通じて約10℃。東京から車で約２時間で行くことができ、周辺には自然豊かなお楽しみスポットがいっぱいです。
鍾乳石の大きな柱がそそり立つ大殿堂や、やっとくぐりぬけられる小さな支洞など、光に照らし出される非日常の空間は見応え抜群。１周の所要時間は約40分です。洞内各所のスポットには、仏教にちなんだ名称が数多く名付けられていますよ。

不二洞（ふじどう）
■所在地：群馬県多野郡上野村川和665
■問い合わせ：0274-59-3117
※詳細は公式サイトをご参照ください

◇群馬県のお出かけスポット天気◇

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田谷の洞窟（神奈川県横浜市）／真言密教の霊場！修行僧のノミ跡が残る人工洞窟

横浜市栄区の定泉寺（じょうせんじ）境内にある、巨大な人工洞窟です。「田谷の洞窟」の名で親しまれ、正式名称は「田谷山瑜伽洞（たやさんゆがどう）」。鎌倉時代から存在するとも伝えられていて、横浜市登録地域文化財になっています。全長約570m・三層構造の複雑に入り組んだ横穴洞窟は、解き明かされていないさまざまな謎があるといいます。
入口から醸し出される静けさ、厳かさ！ ここは真言密教の修業空間なのです。ひんやりした内部には、鶴岡二十五坊の供僧が掘り進めたというノミ跡や、大小さまざまなドーム状空間、壁面には江戸時代に彫られたといわれるレリーフが。先人が刻んだ時の流れを味わいながら、心静かに歩いてみてはいかがでしょうか。

田谷（たや）の洞窟
■所在地：神奈川県横浜市栄区田谷町1501 定泉寺
■問い合わせ：045-851-2392（定泉寺受付）
※詳細は公式サイトをご参照ください

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大谷資料館（栃木県宇都宮市）／巨大採掘場の地下博物館！撮影・イベントに大人気

栃木県宇都宮市にある、大谷石の巨大な採掘場跡を利用した施設です。古くから住宅や塀などの建築素材として知られる大谷石。その地下採掘場は一般の人々の目に触れることなく「未知なる空間」と呼ばれました。その深さは30mにもおよび、館内は夏でも11℃くらい（公式サイトでその日の気温を確認できます）という涼しさ！
迫力ある空間から、大谷石を採掘してきた人々の苦労やパワーがひしひしと伝わってきます。幻想的でフォトジェニックな景観は、映画やドラマ、アーティストのプロモーションビデオなどの撮影に大人気。またコンサートや美術展、結婚式などの会場としても注目されています。

大谷（おおや）資料館
■所在地：栃木県宇都宮市大谷町909
■問い合わせ：028-652-1232
※詳細は公式サイトをご参照ください

◇栃木県のお出かけスポット天気◇


涼しい季節ももうすぐ。『tenki.jp お出かけスポット天気』で、お近くの施設もぜひチェックしてみてくださいね！

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