- 週間ランキング
ストッキングを自宅で洗濯するときのコツを4つ紹介します。
■1. 洗濯ネットに入れる
ストッキングは摩擦や引っ張りに弱く、他の衣類と擦れたり絡まったりすると破れや伸び、伝線の原因となります。ストッキングを家庭で洗うときは必ず洗濯ネットに入れ、摩擦や絡まりを防ぎましょう。
■2. おしゃれ着用洗剤を使う
ストッキングの生地はデリケートなので、洗濯するときはおしゃれ着用洗剤を使うのがおすすめです。おしゃれ着用洗剤は一般的な洗剤よりも衣類を優しく洗い上げる中性洗剤で、型崩れや毛玉、色あせなどを抑える効果があります。
■3. 手洗いコースまたはソフトコースで洗う
洗濯機を使って洗うときは、ストッキングの生地を傷めないよう、水流の弱いコースで洗うのがポイントです。洗濯機によって表記は異なりますが、手洗いコースやソフトコース、ドライコースなどを選択すると水流が弱くなり、生地に余計な負担をかけずに済みます。
■4. 安全に洗いたいのであれば手洗い推奨
ストッキングを安全に洗濯したいのであれば、洗濯機よりも手洗いするのがベストです。ストッキングを手洗いするときは、洗面器などの容器に30℃以下の水を入れ、おしゃれ着用洗剤を適量溶かします。そこにストッキングを静かに沈め、優しく押し洗いしましょう。
その後、きれいな水に取り替えながら、泡が出なくなるまでよくすすぎます。すすぎ終えたら、バスタオルなどにストッキングを挟み、上から軽く押して水気を拭き取りましょう。無理に絞ったりするとヨレや伝線の原因となるので要注意です。
ストッキングを自宅で洗濯するときに気を付けたいポイントを3つ紹介します。
■1. 裏返しにして洗う
ストッキングは摩擦に弱く、表面に毛玉ができやすい傾向にあります。洗濯機を使う場合でも手洗いでも、ストッキングの生地は事前に裏返しておきましょう。
■2. 漂白剤は使わない
ストッキングは、編み上げた後に染色しているものがほとんどです。一般的な洗剤を使う場合は問題ありませんが、漂白剤を使用すると生地を傷めてしまうおそれがありますので、使用は控えましょう。
製品によっては酸素系漂白剤は使用可としているものもありますが、漂白剤の使用そのものがNGのものもあります。事前にストッキングのタグにある洗濯表示を確認し、漂白剤使用の可否を確かめることをおすすめします。
■3. 乾燥機の使用はNG
ストッキングの生地には、柔軟性や弾性に優れたポリウレタンがよく用いられます。ただ、ポリウレタンは熱に弱く、高温多湿の環境下におくと樹脂が劣化してしまう性質があります。乾燥機は、温風を当てて洗濯物に含まれる水分を蒸発させて乾かす仕組みになっていますので、ポリウレタン製のストッキングへの使用は控えましょう。
■1. 直射日光が当たる場所はNG
直射日光が当たる場所に干すと、紫外線の影響で生地が劣化したり、色あせたりする原因となります。ストッキングを干すときは日の当たらない場所に陰干ししましょう。
■2. ウエスト部分を上にして干す
ストッキングはゴムが入っているウエスト部分の方が重いので、ウエスト部分を下にして干すと、自重で生地が伸びてしまうおそれがあります。ストッキングを干すときはウエスト部分を上にすることを意識しましょう。
■3. 洗濯物を取り込みときは要注意
乾いたストッキングを取り込む際、洗濯ばさみから引っ張って外そうとすると、生地が伸びたり破れたりする原因となります。ストッキングを取り込む際は、必ず洗濯ばさみの口を開き、丁寧に外すようにしましょう。
■4. 洗濯ばさみの跡が気になるのであれば平干し推奨
洗濯ばさみの跡が気になる人は、ストッキングを横にして乾かす平干しがおすすめです。ただ、軽量のストッキングは飛ばされやすいので、平干しする際は室内で干した方がよいでしょう。
ストッキングはデリケートな素材で作られているため、洗い方や干し方を誤ると生地が破れたり、伝線したりする原因となります。
洗濯する際は洗濯ネットに入れる、おしゃれ着用洗剤を使う、漂白剤や乾燥機は使わないなどのポイントをしっかり押さえて正しく洗濯しましょう。また、洗濯したストッキングを乾かすときも、日光が当たる場所は避け、ウエスト部分を上にして干すなどのルールを守ることが大切です。
ストッキングを洗濯するタイミングを知りたいときは、天気予報専門メディア「tenki.jp」の「洗濯指数」を参考にしましょう。外干しと部屋干しとで迷ったときなどは、ぜひ活用してください。