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11月5日は、「いいご縁」の1・1・5の語呂合せから。出雲大社のある、島根県の神話の国・縁結び観光協会が制定したそう。
「愛の南京錠」が有名なフランスのパリ、セーヌ川に架かるポンテザール橋。19世紀はじめ頃に、ナポレオン・ボナパルトの命令により建立されました。
1970年代に、同じく観光地として有名なポンヌフ橋にならって改修され、その後いつしか、2008年頃から橋の金網に、この橋を訪れるカップル達が永遠の愛を願って、南京錠を掛けるように…。南京錠が掛かる時のあのカチッとした音は確かに、しっかりと「縁」を結んでくれそうですね。でもパリという世界有数の観光地ということで、南京錠を掛ける人々が年々、多数押し寄せ、掛けられた南京錠が膨大な数に。その重さは、5トン近くにまで達し、橋が崩壊の危機に。
残念ながら、2015年に橋を存続させる為、南京錠は撤去され、鍵をかけやすい金網ではなく、平らな素材に替えられたそうです。日本でもニュースとして報道されましたね。
橋は岸と岸を「結ぶ」もの。その橋が「愛の南京錠」の重さで崩壊してしまっては元も子もないですね。今は、南京錠は掛けにくくなっていますが、セーヌ川を臨む橋からの美しい景色の中に佇むだけで幸せな「ご縁」に恵まれそうです。
筆者もいつか訪れてみたいです。
日本にも愛の南京錠の橋・ポンテザール橋のようなロマンティックな縁結びスポットはあるのでしょうか…ありました!その名も恋路海岸。日本海の美しい景色をのぞむ石川県鳳珠郡能登町にあります。沖に浮かぶ弁天島、ハートの形のモニュメントや銅像なども設置されており人気の縁結びスポットになっているそう。この地に語り継がれている悲恋の伝説から名付けられたそうです。海岸線はその名もずばり、「えんむすビーチ」と呼ばれています。今日、11月5日に訪れることができたら、本当に素敵なご縁に恵まれそうですね。
もう今年もあと2ヶ月。新しいご縁を願うと同時に、今年一年、出会えた人達に感謝しつつ、次の一年に思いを馳せてみるのもいいかもしれません。