11月も下旬になり、年末が近づいてきました。冬至に向かって日没の時間がどんどん早くなっています。気温が下がり風が冷たくなり冬本番を迎えると、気分もなんとなく沈みがちですが、暗い気分をパッと明るくしてくれるのがイルミネーションです。この時期は街のあちこちで光のイベントも催されています。暗くて寒い時期だからこそ明るく映えるイルミネーションは、これから冬に向かう東北を明るく照らしています。


仙台市「SENDAI光のページェント」/160本のケヤキがライトアップ

昭和61年(1986)に市民ボランティアによって始まった仙台の冬の風物詩。当時は30万球でしたが、33回目を迎える今年は60万球のLEDで彩られます。今年のテーマは「みんなで灯す、心の明かり」。市民一人ひとりの夢と希望の光が仙台市内で輝きます。

12月14日~25日には、電飾された華やかなページェントカーが、定禅寺通周辺を走行します。また、仙台はフィギュアスケート発祥の地であることから、勾当台公園市民広場のステージ前に屋外アイスリンクが設置されます(12月7日~25日)。21:00までオープンしているので、イルミネーションを見ながら滑ることができます。

〈SENDAI光のページェント〉

◆場所:定禅寺通

◆期間:12月14日(金)~31日(月)

◆電飾数:60万球

◆スターライト・ウインク:毎日18時、19時、20時に1分間の消灯後、一斉に再点灯される。

◆Sendai Winter Park~クリスマスマーケット~:7日~25日 市民広場

公式サイト


秋田・横手市「雪国・横手のイルミネーション」/4地域でスタンプラリー

横手市の大雄・大森・十文字・平鹿の4つの地域で、それぞれ華やかな電飾が施されます。各地域の点灯式を回り、スタンプを2個以上集めて応募すると、抽選で地元の特産品が当たります。

〈雪国・横手のイルミネーション〉

【第1弾】大雄イルミネーション

◆場所:ゆとりおん大雄前

◆期間:11月24日(土)~12月24日(月祝)

◆時間:17:00~23:00

◆点灯式:11月24日(土) [終了]

【第2弾】おおもりケヤキ並木イルミネーション

◆場所:大森地域局前

◆期間:12月1日(土)~2019年1月6日(日)

◆時間:17:00~23:00

◆点灯式:12月1日(土) 17:00~

【第3弾】十文字イルミネーション

◆場所:十字の里

◆期間:12月8日(土)~2019年1月14日(月・祝)

◆時間:17:00~22:00

◆点灯式:12月8日(土) 17:00~

【第4弾】第31回 槻の木光のファンタジー

樹齢約500年、高さ35m、横手市平鹿町のシンボルツリー「槻の木」が3万5000球の光のラインでデコレーションされ、巨大なクリスマスツリーに変身します。

◆場所:旧平鹿地域局そば

◆期間:12月15日(土)~2019年1月13日(日)

◆時間:17:00~24:00

◆点灯式:12月15日(土) 17:30~ ※点灯カウントダウンは18:00(予定)

公式サイト


岩手県「小岩井ウィンターイルミネーション 銀河農場の夜」/東北最大級!!

100万球の電飾を使った東北最大級のイルミネーション・イベント。小岩井農場の園内のいたるところがイルミネーションで彩られます。期間中はレストランや食堂に農場ならではの特別メニューがお目見え。また、毎週土曜日と連休日には花火が打ち上げられます。広い農場全体がイルミネーションで華やぐのは、この時期ならでは。家族で出かけてみてはいかが。

〈小岩井ウィンターイルミネーション 銀河農場の夜〉

◆期間:11月23日(金)~2019年1月14日(月)

◆時間:15:00~20:00(花火開催日は21:00まで)

◆電飾数:100万球

◆入場料:大人800円 子ども300円

【光のゲート】7万球のLED。銀河農場の夜への出発口

【ウェルカムトンネル】全長20mの光のトンネルが新登場

【レインボートンネル】全長45mのレインボーカラーの光のトンネル

【SLトンネル】全長35m。シャンパンゴールドのトンネルを抜けると…

【100m光のトンネル】カラフルなトンネルが初登場

【光のトラクター】2万球の電飾をまとったトラクターに乗って写真撮影OK

【モミの木ツリー】巨大なモミの木のクリスマスツリー

【かまくらイルミ】中に入って撮影OK

公式サイト

会場のシンボル、本物のD51を電飾!!


青森・十和田市「アーツ・トワダ ウィンター イルミネーション2018」/アートと光のコラボ

十和田市の官庁街通り全体をひとつの美術館に見立てて多様なアート作品を展開していく「Arts Towada」計画。十和田市現代美術館は、その中核となる施設です。常設展は、オノ・ヨーコやロン・ミュエクなど、世界で活躍する33組のアーティストによるコミッションワークにより構成されています。

12月になると、このモダンな美術館のアート広場に青い電飾がほどこされます。30万球の青いLEDが光のじゅうたんのように広場全体を覆いつくし、幻想的な世界を演出します。まさに、「アートと光のコラボレーション」。草間彌生やインゲス・イデーなどさまざまなアート作品が青い光の中に浮かび、昼間に見る作品とはまったく違う表情を楽しむことができます。

〈アーツ・トワダ ウィンター イルミネーション2018〉

◆期間:12月7日(金)~2019年2月24日(日)

◆時間:16:30~21:00 ※初日の7日は17:50~点灯式

◆場所:十和田市現代美術館前 アート広場

◆電飾数:30万球

公式サイト

(写真はイメージです)

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 寒いからこそ美しい/イルミネーション特集2018〈東北〉