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まず、毛穴トラブルにはさまざまなタイプがあることを最初に理解しましょう。
●毛穴が詰まって黒ずんでいるタイプ
●毛穴が詰まってザラザラしているタイプ
●毛穴が開いてしまっているタイプ
つまり、毛穴トラブルにはいろいろな種類があり、それぞれタイプ別にケア方法が違うのです。
ケア方法は基本的には洗顔と保湿になりますが、気をつけるポイントが異なりますので、ポイントを理解したうえでケアにのぞみましょう。
毛穴が詰まってザラザラしている状態や、それが黒ずんでしまっている状態を「いちご鼻」と呼んだりしますが、このザラザラや黒ずみやは、毛穴の中の角質が酸化して黒くなってしまっていることが原因とされます。
さらに細かく言うと、溜まった角質が角栓(コメド)になり、それを放置することで酸化が進み、鼻の上に黒い点々が発生するのです。
このような状態に陥る理由は、加齢、疲れ、ストレスなどの原因でターンオーバーがうまくいかなかったり、洗顔の仕方によって角質が溜まっていく(ザラザラした手触り)ことが考えられますが、ケアにあたって「一度で治そう」「角質(角栓)を一気に剥がそう」と思わないことが大事なポイントになります。
毛穴が詰まって黒ずんでいるタイプとザラザラしているタイプは、鼻の頭の毛穴の周りが硬くなり、角栓が取れない状態に陥っているので、まずは角質を柔らかくして、角栓が取れやすい状態にすることが第一歩となります。
加えて、角栓は一気に取ってしまうと鼻が赤くなったりしてしまうので、根気よく続けることが大事です。
○黒ずんだ鼻、ザラザラした鼻の角栓ケア方法
1・顔用のオイルを使って、鼻の全体をマッサージ
(この時に爪で角栓を出そうとしたり、強くゴシゴシしないように)
2・よく泡立てた洗顔料で、優しく指の腹を使って丁寧に洗顔
3・洗顔料をよく流してタオルで優しくふき取ったあと、しっかり保湿
○黒ずんだ鼻、ザラザラした鼻ケア時の注意点
これらの手順を週に2〜3回実践してみましょう。逆に一気にゴシゴシ、あるいは、毎日やることはかえって刺激になり、角質を硬くしかねませんので、週に2〜3回程度が適切。
さらに、次の点にも注意しましょう。
●シート状の角栓取りの鼻パックを毎日することはNG。刺激が強すぎて、かえって肌荒れを起こすことも。
●蒸しタオルは肌を柔らかくする効果はありますが、熱すぎるタオルは肌への過度な刺激となり、さらには火傷をしてしまう場合も。
鼻だけではなく、頬のあたりの毛穴も気になるところですね。
鼻の黒ずみは不潔なイメージを相手に与えますし、毛穴が開く(毛穴がしずく型に下がってしまう)と、毛穴ひとつずつに影ができ、顔全体が下がった老け顔の印象になりかねません。これは加齢の問題もありますが、それ以外にも紫外線、乾燥などが要因としてあげられます。
こうしたマイナス要素を払拭するためにも、毛穴ケアを正しく行い、お肌の明るさをワントーンアップさせ、キレイなピカピカ肌で、楽しく夏を過ごしたいものですので、次のケアを今夜が実践してみては!
○頬のあたりの毛穴開きのケア方法
頬のあたりの毛穴が開いている場合は、乾燥を防ぐことと、毛穴の引き締め訓練が必要です。
1・洗顔はできるだけ刺激の少ないものを選び、しっかり泡立てて丁寧に洗顔
2・お風呂から出た後や洗顔後は、冷蔵庫で冷やしておいたシートパックで肌を冷やして、毛穴を引き締める
3・同時に、目の周りなどはアイクリームなどで保護する
4・保湿クリームやオイルなどを皮膚に塗布して、乾燥を防ぐ
○頬のあたりの毛穴開きのケア時の注意点
●メイク時
毛穴を目立たないようにするために、しっかりコンシーラーなどで凹凸を隠そうとすると、クレンジングをしっかりしなければいけなくなり、かえって乾燥してしまうことも。そのため夏場のメイク方法にも気をつけましょう。
●紫外線
紫外線をたくさん浴びることで肌が硬化し、それが原因となって毛穴が開くケースも多いので、夏の紫外線対策は欠かさずにしっかりするようにしましょう。
●頭皮マッサージ
頭が疲れて、頭皮が硬くなると顔の皮膚のたるみにもつながります。さらにそれが、毛穴開きの原因になったりします。よって、顔のケアも大事ですが、顔とながった頭皮ケアも行うようにしましょう。方法は簡単です。