はじめに
日本の夏の風物詩であるスイカは、美容効果の高さから近年では“夏のスーパーフード”とも呼ばれ、世界的にも人気です。その秘密は白い皮に多く含まれる成分。今回は皮が厚い大玉種の全国ご当地スイカと、見た目も涼しげなスイーツを紹介します。
あのビヨンセも愛飲!?「スイカジュース」に注目
photo:中川文作
2016年に世界の歌姫ビヨンセが、コールドプレススイカジュースブランド「WTRMLN WTR」に出資したことが話題に。美容意識の高い彼女も愛飲している?という話からスイカに注目が集まりました。
スイカに含まれる成分「シトルリン」は、血液の循環をよくして、むくみをとる効果があるのだそう。このシトルリンが多く含まれる、白い皮が多いのが大玉種で、小玉種と比べ5cmほど皮が厚いためより美容効果が期待できそうですね。
ボリューム感たっぷり「甘泉(かんせん)」(茨城県)
繊維がきめ細かく、果肉がしっかり詰まっていて、食べた時のシャリ感がいいのが特徴です。「甘泉」の名の通り、糖度が高く、果肉にボリューム感があります。「祭ばやし」などの品種が主流になる前から、全国でもポピュラーな品種でした。茨城県では南西部にある八千代町などで栽培されています。
甘泉を味わうなら「ベルファームつくば工場」の生搾りスイカジュースがおすすめ
1玉8kgの大玉スイカを、独自の特許製法によりまるごと生絞りにした無添加100%ジュース。ビタミン、ミネラル、シトルリン、食物繊維などスイカに含まれている体にいい成分がそのままギュッと濃縮されています。飲んだ後にスイカ独特の優しい香りや、濃厚で爽やかな甘みが感じられる夏にぴったりの一品。
◆ベルファームつくば工場
価格:生搾りすいかジュース(15袋)6月まで3,564円、7月~3,780円(完売次第終了)
住所:茨城県つくば市下岩崎1041-1
電話:0120-361-366※フリーダイヤル
見た目も名前もインパクト大!「でんすけすいか」(北海道)
北海道当麻町で栽培されるでんすけすいかは、皮が無地で真っ黒の黒皮スイカ。果肉は鮮やかな赤色です。真っ黒なボールのようなユニークな外見が、かつて「デン助」という舞台名で活躍した喜劇俳優の故・大宮敏光さんのイメージに重なったことからその名が付けられたといわれています。
でんすけすいかを味わうなら「道の駅とうま・当麻町物産館でんすけさんの家」のでんすけようかんがおすすめ
でんすけすいかの果汁を生地に煉りこんだ、人気のようかんです。甘すぎず、スイカの甘みと香りをしっかりと感じられます。出荷時に使われる、でんすけすいかの化粧箱や、でんすけすいかの見た目そのままをいかしたユニークなパッケージもインパクト大で、お土産にもぴったりです。
◆道の駅とうま・当麻町物産館でんすけさんの家
価格:でんすけようかん(6個)600円
住所:北海道上川郡当麻町宇園別2区
電話:0166-58-8639
営業時間:9:00~18:00/レストラン10:00~19:00(L.O. 18:00)
休館日:12月31日~1月3日
おわりに
ほかにもおすすめのスイカとそのグルメを「旅色Seasonal Style」の「美味しい旅ダイアリー」ページで読むことができます!スイカの品種が誕生した地でご当地グルメを食べるのは格別です。ぜひ続きも読んで、スイカを巡る旅に出てみてください。