はじめに
キャンプよりも手軽に行けて、さらに快適に過ごせるグランピング。食事など事前の準備は不要で、きちんと設備の整ったテントやキャビンに泊まることができるので、「道具を持っていない」「虫が苦手だけどアウトドア体験をしてみたい」という人にもおすすめです。夏休みが近づくこの時期、ますます注目が集まっていますね。そこで、全国各エリアごとに、贅沢気分を味わえるおすすめのグランピングスポットを紹介します。
text:YUKARI SHIMIZU(RUNS)
【北海道】コテージボンゴ広場 グランピングボンゴ
草原とコーン畑に囲まれ、ニセコ連峰と羊蹄山を仰ぐグランピング場。春夏は花々が咲き、付近の小川では山菜や山野草も採れます。使用するベルギー製コットン100%のテントは、最大でなんと4人分のベッドが設置されるほどの広さ。あたたかく通気性もよいので過ごしやすさ抜群です。北海道では珍しく冬季営業もしており、通年グランピングが楽しめます。
◆コテージボンゴ広場 グランピングボンゴ
住所:北海道虻田郡ニセコ町字曽我863-12
電話番号:0136-44-2098
【東北】GLAMPiC
女性オーナーを中心に、すべてセルフビルドで作られたグランピング場。“一山貸切”という大自然を満喫できる空間で、広いウッドデッキの上に大きなテントやタープを設置しています。焚火やドラム缶風呂の体験、映画鑑賞も周りを気にせず堪能できますよ。近隣には温泉があり、GLAMPiCが経営するカフェバーもあるので、地域の人たちとの交流も楽しんでみて。
◆GLAMPiC
住所:山形県山形市新山514-1
電話番号:080-6635-2426
【関東】Circus Outdoor TOKYO
「Circus Outdoor TOKYO」は、東京・奥多摩湖の畔、国立自然公園の中にあるアウトドア空間です。「何もしないことをする」というのを推奨しており、携帯電話を任意で預ける「デジタルデトックス」のサービスも。設備が整った快適なテントは5つあり、サーカスの世界観をテーマにそれぞれ内装も異なっています。専任のシェフが作る豪華なコース料理も堪能できますよ。
◆Circus Outdoor TOKYO
住所:東京都西多摩郡奥多摩町川野290-1
問い合わせ:info@circusoutdoor.com
【甲信越】PICA Fujiyama
雄大な富士山を眺めながら気軽にグランピングが楽しめるアウトドアリゾート。テントはオリジナルのドーム型テントで、自然と一体感を得られる設計となっています。ほかにも開放的なコテージや、床暖房付きのトレーラーコテージもあり、好みのスタイルで宿泊が可能です。定番のBBQ以外にも、敷地内にあるレストランでいただける地元食材を使った食事もおすすめです。
◆PICA Fujiyama
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6662-10
電話番号:0555-30-4580(PICAヘルプデスク)
【東海】和み舎せせらぎ
「和み舎せせらぎ」は、清流・長良川に面し、木立に囲まれた古民家風コテージのあるグランピング場です。木のぬくもりを感じるログハウスは、森林浴の効果で心身ともにリラックスできます。燻製や窯焼きピザ、焚火などのアウトドア体験もたっぷりと用意されているので、初めてのキャンプはもちろん、一歩進んだアウトドアを求める人も満足できるスポットです。
◆和み舎せせらぎ
住所:岐阜県郡上市白鳥町大島字中井694-2
電話番号:0575-82-2121
【北陸】家族コテージ ノトイエ
能登半島のほぼ真ん中に位置する丘陵地・志賀の郷にあるコテージ。森に囲まれた立地にあり、昼は鳥のさえずりに癒され、夜は町灯りがほとんどないので澄んだ星空を見ることができます。敷地内に4棟あるコテージは1棟丸々貸切ができ、すべてのコテージが温泉付き。BBQができる広いデッキもあるので、家族や仲間と利用したいグランピングスポットです。
◆家族コテージ ノトイエ
住所:石川県羽咋郡志賀町 町へ1-321
電話番号:0767-32-3270
【関西】星降る高原キャンプ場
「星降る高原キャンプ場」は、標高930mの峰山高原にあるキャンプ場です。入浴は、併設ホテルの展望露天風呂や大浴場を利用でき、BBQ用の食材も準備してくれます。テントはロータスペル社のオシャレな玉葱型テントを使用。テント泊ではなくホテルの部屋に泊まれるプランもあるので、アウトドアに慣れてない方や、昼間だけ楽しみたい方にぴったりです。
◆星降る高原キャンプ場
住所:兵庫県神崎郡神河上小田881-146
電話番号:0790-34-1516
【山陰山陽】FBI DAISEN
米子から境港まで続く海岸線と、大山の山並みを一望できる約2万8000坪のキャンプ場。広々とした敷地内は、宿泊はもちろん、デイキャンプやピクニックでも利用可能です。ウッドポールのテントや、広いデッキに設置されたコットンテントを利用できます。石組の囲炉裏や、カラフルなラグを敷き詰めた内装は写真映えすること間違いなし。
◆FBI DAISEN
住所:鳥取県西伯郡伯耆町小林706
電話番号:0859-57-3428
【四国】Base Camp
標高400mにある庵ノ谷開拓村にあるキャンプ場。美しい清流や山々に囲まれた大自然の中にあり、近くにあるのはBarを併設した古民家のみ。最大6人が泊まれる巨大テントには、ベッドやソファ、食器棚まで揃っているので、食べたい食材と着替えなど、持ち物は少しでオーケーです。薪で炊いた土鍋ご飯や、展望薪風呂などの貴重な体験もできますよ。
◆Base Camp
住所:徳島県勝浦郡上勝町大字福原字庵ノ谷27
電話番号:090-2789-8577
【九州】カーム ラナイ ハーバー
日向灘のプライベートハーバーをもつアウトドア施設。宮崎県唯一のグランピング施設で、シーカヤックや最近人気のサップなどのマリンレジャーを無料で体験できます。宿泊は吹き抜けのコテージか、世界各国の街をイメージしたフォトジェニックな内装のテントのどちらかを選択。BBQ利用の際は、宮城牛や海鮮など地元食材を用意してくれます。
◆カーム ラナイ ハーバー
住所:宮崎県日南市大字平野8338-2
電話番号:0987-21-1887
おわりに
全国各エリアから、おすすめのグランピングスポットを紹介しました。気軽にオシャレなアウトドア体験ができるグランピングスポット、ぜひ夏の旅行の行き先候補の一つにしてみてくださいね。