はじめに
アフターコロナの台湾旅、弾丸トラベラーは激減し、各地に足を伸ばし、じっくり楽しむ本気モードの旅人が増えている模様。そんな今の気分にぴったりなのが東台湾探訪です。花蓮の地形的魅力を活かす「煙波大飯店花蓮太魯閣」は、5つの宿泊施設の立ち上げを目標に掲げ、2023年1月、3つ目のホテルとなる「山闊館」をオープンさせました。アジアン・ヒーリングをコンセプトに、静寂と癒しを提供するホテルで心と体をリフレッシュ。そんな大人の旅に出かけてみませんか。
秘境のビーチまで徒歩圏内!山と海に囲まれたロケーション。



1階には、読書スペースとお茶専門カフェ。時が経つのを忘れる空間がそこに。
同じく1階には、読書スペース「沃野書室」があり、漢方、ヨガ、スピリチュアル、アユールヴェーダといったホテルのコンセプトに関する書籍をはじめ、旅行、郷土文学、子どもの絵本などが揃えられ、本の海で自由に浮遊したり、活字の世界に没頭できる空間を提供しています。お茶専門カフェ「茶覺」では、エナジー・ヨガ茶、リラックス・スパイス茶など、大地からの癒しの息吹を感じる飲み物、花蓮ならではのお茶菓子を用意。この地のパワーを存分に取り込みましょう。
多目的空間では、ヨガや各種ヒーリングメニューが体験可能。
2階にある「淨境」は、波紋あるいは稜線を彷彿とさせるデザイン、含蓄ある配色が特徴の多機能瞑想スペース。プロのヨガインストラクターの指導のもと、息を吐き出すことに集中したストレッチを通して、ゆっくりとストレスを解放していきましょう。ほかにも、倍音がヒーリング効果をもたらすとされるシンギングボウル、瞑想、お香づくりなどによって、内なる自分に耳を傾け、本心にかえる時間を持つことができます。自然光が降り注ぐ静かな空間は、禅の追究に完璧な環境といえるでしょう。
流れゆく雲をぼんやり眺める贅沢。おすすめは絶景スイート。

なかでも「行政雅緻月牙套房 エグゼクティブ・スイート(クレセントコーヴビュー)」は、海と山が共演するパノラマビューが魅力。部屋でひと息ついているときも、バスルームにいるときも、連なる山々と七星潭の月牙灣まで続く海岸線を心ゆくまで眺めることができます。

お子様連れや床座りを好むゲストは、カウチつきのファミリータイプを。

また、家族の一員であるペットにとっても、「山闊館」は温かく快適な休息の場となっています。1階にはペットホテルが設けられていて、体の大きさに応じた部屋に宿泊することができます。各室は温もりのある木材を使い、天井高も十分。自宅でゆったり過ごすような快適さが感じられるよう配慮されています。さらに、屋外にはペット専用のグルーミングスペースを設置。ここに連れ出してあげることで、ペットの気分転換とリフレッシュをはかることができます(要予約)。
「煙波大飯店花蓮太魯閣−山闊館」は、平日2名・朝食つきで3690元から。東海岸の絶景に癒される花蓮への旅、あなたも出かけてみませんか。
◆煙波大飯店花蓮太魯閣−山闊館 LAKESHORE HOTEL
住所:花蓮縣新城鄉順安村草林10之7號
電話:+886-3-8612000