はじめに
京都丹後鉄道が運行する「丹後くろまつ号」は、「海の京都の走るダイニングルーム」をコンセプトにしているレストラン列車です。列車の落ちついた雰囲気も魅力的なんです!
「丹後くろまつ号」とは①車両デザインにも注目
「丹後くろまつ号」の車内は天然木を贅沢に使った、落ちついていて懐かしさを感じさせるデザインです。
車内は2人掛けのテーブルが5卓と、4人掛けのテーブルが5卓配置してあり、一般的な列車の座席はありません。
デザイン担当は「ななつ星in九州」でもデザインを手掛けた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏で、レトロながらも個性的な車内になっています。
「丹後くろまつ号」とは②スイーツコース ~BETSUBARA~
「丹後くろまつ号」は食事の種類にあわせて3つのコースにわかれています。
まず、「スイーツコース ~BETSUBARA~」は福知山駅から天橋立駅の間を走る列車です。
地元食材にこだわる「夢の里やながわ」のスイーツをコース仕立てで堪能できます。
メニューは季節によって替わるので、何回行っても楽しめますね。
福知山市から取り寄せた和洋菓子がメインですが、冬にはチョコレートフォンデュを味わえるとか。地元の食材にこだわったスイーツを味わえるスイーツコースの列車は、ぜひ乗って見たいですよね。
「丹後くろまつ号」とは③地酒コース~TASHINAMI~
豊岡駅から天橋立駅の間を走るのが「地酒コース~TASHINAMI~」。
日本酒ソムリエの古田豊弘氏が選び抜いた6種類の地酒と、地元の人気イタリア料理がコラボしたコースは、日本酒とイタリアンという新鮮な組み合わせが楽しめます。
ただ日本酒を味わうだけではなく、それに合う料理の発見がある地酒コースは、大人に人気のコースです。
「丹後くろまつ号」とは④ランチコース~MANPUKU~
天橋立駅から豊岡駅を走る列車で堪能できるのは「ランチコース ~MANPUKU~」です。
メニューも監修も季節によって変わりますが、どれも地元の名店ばかりが提供しています。
この冬は、丹後にある天橋立ワイナリーが特別に提供するオリジナルフルコースです。
手間暇かけた調理法、冷たい物や温かい物のサーブ方法を工夫するなど、列車の中とは思えない豪華な料理が味わえます。
「丹後くろまつ号」の詳細はこちら
おわりに
レトロながらもスタイリッシュな車両デザインが目を引く「丹後くろまつ号」は、まるでレストランそのもの!
テーブルと椅子でいただけるのも、列車レストランとしては珍しいですよね。ランチ、スイーツ、地酒と好きなコースを選べるのも嬉しいですが、どれも季節によってメニューやコンセプトが変わるので、何回訪れても飽きさせませんね。