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年間10万人が訪れる九州のオアシス。大分県「坊ガツル」観光の魅力




はじめに


秘境で育まれた貴重な自然と九州で一番高い場所にある温泉を同時に楽しめるスポットが、大分県竹田市の坊ガツルです。
今回は、そんな坊ガツルの魅力や見どころをご紹介します。

大分県竹田市にある「坊ガツル」とは?


坊ガツルは、大分県の南西部竹田市にある標高1,200mの場所にある盆地と湿原です。阿蘇くじゅう国立公園特別保護地区と特別地域及び、日本のラムサール条約登録湿地となっています。

九重(ここのえ)火山群の山岳地域にある中間湿原で、坊ガツルと合わせてタデ原が中心となっている地域で、中間湿原としては国内で一番広い面積の湿原です。

坊ガツルの環境と人の手


坊ガツルには、湿原でありながら、多様な地質や地形であることから様々な植物や動物が生息している地域でもあり、国指定の天然記念物であるミヤマキリシマが初夏になると坊ガツル一面に咲き誇り、圧巻の景色を見せてくれます。

この湿原の環境は、かつて坊ガツルが牧草地であったことに由来します。

毎年春に野焼きが行われていたために、大きな樹木が生育せず、高山植物が保たれていることが分かっています。現在でも毎年野焼きが行われており、人々の手によって坊ガツルの湿原としての環境は保たれているのです。

@hy_rinが投稿した写真 -

坊ガツルのおすすめは、やっぱりハイキング


坊ガツルの自然を堪能するためにおすすめなのは、やはりハイキングです。九州のオアシスとも呼ばれる坊ガツルは、年間10万人もの登山者が訪れています。

坊ガツルへは、いくつかのルートがありますが、タデ原湿原を通って雨ヶ池(あまがいけ)を通るコースと、すがもり越を通る2つのルートが景色も楽しめておすすめです。

坊ガツルへの登山口である長者原は、飯田高原(はんだこうげん)の奥にあり、九重連山の玄関口と呼ばれています。

坊ガツルだけでなく、タデ原も通るので、ラムサール条約に登録されている湿原を制覇することがで来ます。

また、先ほどご紹介したコースは、長者原からスタートして、坊ガツルから引き返すのではなく、2つのコースを使って三俣山をぐるりと一周することもできるので、往復で違う景色を楽しむことができますよ。

◆坊ガツル
住所:大分県竹田市久住町大字有氏1778-9
電話番号:0974-63-0585(竹田市観光ツーリズム協会)

坊ガツル


登山のあとは温泉に浸かろう


坊ガツルから北西に位置する場所に「法華院温泉山荘」があります。

元は、鎌倉時代に開基した九重山法華院白水寺として栄えた天台宗の一大霊場でした。
それが、時代の移り変わりとともに、明治時代に山岳信仰の霊場から登山のための山として変化していく中で、山荘が1882年に始められました。

法華院温泉山荘には名前のとおり、温泉が湧き出ており、九州で一番高所にある温泉です。宿泊しなくても、立ち寄り湯もおこなっていますので、登山の途中で立ち寄ってみてもいいかもしれませんよ。

大自然の中の温泉を味わってみませんか?

◆法華院温泉山荘
住所:大分県竹田市久住町大字有氏1778-9
電話番号:090-4980-2810

法華院温泉山荘



おわりに


坊ガツルは、九州でも群を抜くおすすめの自然が残る秘境です。
人間の手が守ってきた秘境の自然を体感してみてくださいね。
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