明石家さんま(68)が11日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。自身の「お笑い怪獣」という愛称が生まれたのは、極楽とんぼがきっかけだった判明したことを明かした。さんまはこれまで、ナインティナイン岡村隆史だと思っていたが、「違った」と、情報を訂正した。
さんまによると、先日、山本圭壱が出演する宮崎の放送局の番組へ出演したといい、「山本から1回ぐらい出てください、言われて」出演が実現した。
その番組は、すでに宮崎で放送され、そのDVDをもらったといい、九州から再起の道を歩んだ山本に「(地元の人が山本を)助けてあげて、そういう人間たちとも会えたんやけどね」などと振り返った。
「ああ、山本の人生もいいかって。人に助けてもろたり。ええかって」などと山本へ思いをはせ、そのインタビューの際に「最初に、お笑い怪獣やって叫んだのが、山本が最初やったらしい」と語った。
極楽とんぼが若手時代、さんまに「ムチばっかりですやん。さんまさん、僕らにアメなめさせてください」と訴えたことがあったと言い、そこで、さんまは「ムチ、なめえ(なめろ)」と返したという。これに、山本、加藤が「もう、お笑い怪獣ですやん」とつっこみ、このネーミングが浸透していったという。
「おれは、岡村が最初に言うたと思ってたんや。それが、極楽が『お笑い怪獣』言うたんが最初やったんや」と、情報を訂正した。
この「お笑い怪獣」誕生の背景には、その前段があったことも判明。当時、テレビ埼玉で、山本が深夜に番組を担当していた。
「それを、俺が見てたらしいんですよ。会うた時に『おい、見てるで』って言うたら、加藤が『おそろしい、あんな深夜の地方の番組…このオッサン見てるぞ』ってなった」
その流れでのアメとムチ発言で、思わずコンビから「お笑い怪獣やん!」という言葉が飛び出し、愛称が定着したと話していた。