はじめに

日本統治時代のバロック式建築、台湾レトロな街並み、リノベーションによるおしゃれスポット……写真映えする景色に事欠かない雲林縣の虎尾エリア。雲林縣は台中と台南の中間に位置し、虎尾は伝統人形劇のポテヒ発祥の地としても注目が集まっている地域です。2018年には、ポテヒをテーマにした台湾初のホテル「虎尾春秋 文創設計旅店」がオープン。館内レストランの「SunnyQ陽光公主餐廳」も、ファンタジックな世界観で話題です。 虎尾に滞在するなら、ポテヒの聖地的リノベーションホテルへ。

虎尾に滞在するなら、ポテヒの聖地的リノベーションホテルへ。

虎尾エリアのホテル選びの第一候補は「虎尾春秋 文創設計旅店」。このホテルの前身は、ポテヒの重鎮・黃俊雄氏が所有していた「金夜大飯店」。虎尾初のエレベーターつき建築として、その名を馳せたホテルは、2018年にリノベーションされ、ポテヒのDNAとライトインダストリアルを結合させたデザイナーズホテルとして生まれ変わりました。歴史ある文化と建物に新しい解釈を加えた空間づくりが特徴で、ひときわ目を引くのが2階のロビーにあるポテヒの小舞台。これは国宝級の芸術家である陳明山氏が特別に描いたもので、実際にここで人形を持って写真を撮ることが可能です。
各部屋は、ポテヒのキャラクターをモチーフにしたインテリアに。生(男性)、旦(女性)、淨(武将)、末(老人男性)、丑(三枚目キャラ)、雑(その他動物など)の6タイプから選べ、ポップにアレンジされた伝統的人形劇の雰囲気を楽しめます。
ファンタジックな空間でいただく創作イタリアン。

ファンタジックな空間でいただく創作イタリアン。

一階の「SunnyQ陽光公主餐廳」は、ゲストが無料で朝食をいただけるレストラン。もちろん、ビジターの利用も可能で、SNS映えする個性的な内装に惹かれて訪れる人も多数。不思議の国のアリスを彷彿とさせる童話的な世界観、ウサギやクマが描かれた椅子、猫のイラスト、レトロ調の赤いソファー席など、至るところにメルヘンが溢れています。

サーブされる料理も魅力たっぷり。創作イタリアンが中心で、ブランチ、ランチ、ディナーとも、ステーキ定食、パスタ、リゾット、ピザなどを提供しています。
お行儀良く並んだズッキーニで、さっぱりした後味に。

お行儀良く並んだズッキーニで、さっぱりした後味に。

オススメは「サーモンのレモンバターグリル」。サーモンを絶妙な火加減で焼き上げ、レモン汁を加えたバターソースで味付け。ズラリと並べた薄切りズッキーニ、振りかけたピンクペッパーの後味も爽やかな一品です。 色よく焼き上げたイカが食欲をそそります。

色よく焼き上げたイカが食欲をそそります。

「マスタード風味のイカ墨のリゾット」は、澎湖産の新鮮なケンサキイカを丁寧に処理し、お米を詰め、マスタードとバターの特製ソースをかけてオーブンで仕上げます。イカの弾力ある食感とマスタードソースのつぶつぶ感が楽しめる一皿は、大人だけでなく、お子様にも好評です。 イタリア風のスープで仕立てた火鍋でほっこり。

イタリア風のスープで仕立てた火鍋でほっこり。

これからの季節にぴったりなのが、イタリア風の火鍋。スープは南瓜のミルク鍋、イタリア風トマト鍋の二種。地元産のたっぷり野菜とシーフードをグツグツと煮ていただきます。香り高いスープと、食材のもつ自然な甘みに癒されるメニューです。 満足度大! 松坂豚をおしみなくトッピング。

満足度大! 松坂豚をおしみなくトッピング。

西洋料理の手法で、台湾食材の持ち味を引き出す創作料理を得意としているルーカス料理長。新作の「松坂豚の豆腐味噌リゾット」は、その好例です。ブランド米の西螺米で炊いたリゾットに、炙った松坂豚をたっぷりオン。木綿豆腐と台湾味噌、ニンニクとタバスコで作ったソースが味の決め手。わずかな辛味と豆腐の香り……多層的な後味が自慢です。 デザート感覚のピザは、甘酸っぱいリンゴがぎっしり。

デザート感覚のピザは、甘酸っぱいリンゴがぎっしり。

独自に研究開発した「リンゴのピザ」も見逃せません。8インチのピザ生地に、まずリンゴ、シナモン、カラメルで作ったソースを塗り、ぐるりとリンゴのスライスを並べ、チーズをかけて焼き上げます。真ん中に飾り付けたのは、リンゴ細工の薔薇。サクサクの歯応え、酸味が効いたほどよい甘さが楽しめるデザート感覚の一品です。 これぞ“映える”一品! インパクトは絶大です。

これぞ“映える”一品! インパクトは絶大です。

飲み物は「まるごとパイナップル」が好相性。主役は小規模農家から仕入れたパイナップル。柑橘類とパッションフルーツで作ったミックスジュースを果肉をくりぬいたパイナップルの容器に注いでサーブ。見た目のインパクトもさることながら、果肉が残る贅沢な味わいも高得点です。

おわりに

リノベーションが進み、注目度が高まる雲林の虎尾エリア。滞在時はもちろん、立ち寄った際には、ぜひ話題のレストラン「SunnyQ陽光公主餐廳」で満足度の高いひとときを。

◆虎尾春秋 文創設計旅店(Huwei Hotel)「SunnyQ陽光公主餐廳」
住所:雲林縣虎尾鎮信義路69號
電話:+886-5-636-0618

情報提供元:旅色プラス
記事名:「【台湾情報】伝統人形劇発祥の地・雲林虎尾。リノベホテルのレストランが“映える”と話題