ニューデリー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界最速の調理器具によりシャークタンクで大きな話題を集めた発明家で起業家のサナンダン(サンディ)・スディールは、自身のスタートアップのOn2Cookインディアが200万米ドルを超えるシード資金を確保したと発表しました。この資金調達ラウンドを主導したのはエンジェル投資家のマユール・デサイ博士で、同氏は資本金の16%として1.6億ルピーを初回トランシェで提供し、このスタートアップ企業の価値は再び1250万米ドルと評価されました。また、このラウンドにはNRI投資家のニルベイ・ガンディーも参加しました。現在、On2Cookはドバイの国際貿易センターで開催されているGulfHost 2022に出展しています。
On2Cookインディアの創業者で最高経営責任者(CEO)のサナンダン・スディールは、次のように述べています。「On2Cookは、外側から食品に作用する電磁誘導あるいは火と内側からのマイクロウェーブを組み合わせたコンビネーション調理技術を活用しています。食品業界に破壊的な影響を及ぼすことを目的に開発されたこの製品は、家庭および業務用厨房での調理時間を最大70%、消費エネルギーを最大50%削減できるように設計されています。さらに、これを使って調理された食品は水溶性の栄養分を維持すると同時に、色合い、食感、均一性も保ちます。インド、米国、英国で特許を獲得したこの発明により、キッチンに新たな製品カテゴリーが生まれることになります。」またスディールは、同社が今回のラウンドの一環としてさらに3000万インド・ルピーの調達について他の戦略的投資家と協議中であると述べています。
これに賛同する形で、デサイ・ファミリーオフィスのシャイバル・デサイは、次のように述べています。「ポスト工業化社会において、過去数百年とは言わないまでも、数十年にわたり、調理器具の分野で技術的変化は見られませんでした。On2Cookは、調理を21世紀にふさわしいものに変えます。この業界、ひいてはすべての人々のライフスタイルに画期的な変化を起こすことを目指すスディールの取り組みに協力できることを、大変うれしく思います。」
On2Cookは、iFデザイン賞、英国発明展の最も優れた国際発明品に与えられるダイヤモンド賞など、世界のいくつかの名誉ある賞を受賞しているほか、ラスベガスでのCES 2022で最も高い評価を得ました。この器具は、世界の100人を超えるシェフや料理専門家による試用を経ています。これは、フライドポテトやチキンから最も柔らかい生地のケーキまで、あらゆるものの調理に使うことができます。非常に安価な価格水準で素早く質の高い料理を作ることができるだけでなく、On2Cookは料理をアプリとつながったシームレスなものに変え、いずれは認知負荷をゼロに近いものとすることができます。
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