ドバイ政府財務庁は、空港の拡張のため、30億米ドル(約3,113億円)の資金を供給する案を発表した。
ドバイに第2の空港となるマクトム国際空港を建設し、2025年からエミレーツ航空の本拠地とする計画。2つの国際空港を合わせ、年間旅客数1億4,600万人の対応が可能になる。現在運用しているドバイ国際空港は2000年以来、年平均13%の成長率となり、2015年には年間旅客数が7,800万人となっている。
ドバイの最高財務委員会のムハンマド・ビン・ラシド・マクトム会長は「ドバイはマクトム国際空港の発展と世界的航空部門の成長に確固としてコミットしており、ドバイの野心的な2025年の旅客対応能力目標を支援する今回の30億ドルの当初資金はわれわれの信念の証である」とコメントしている。官は「市の両空港の拡張計画は極めて重要であり、他の同様の大型プロジェクトと同様、当庁が継続的な資金提供で不可欠の役割を担うことを誇りとする」と述べた。