「星野リゾートトマム」を保有する会社の株式を約183億円で買収した上海豫園旅游商城に出資する、中国のを代表するコングロマリットの復星集団(フォースン・グループ)の郭広昌会長との連絡が途絶えたことがわかった。12月10日付で、中国メディアが一斉に報じた。
フォースン・グループはクラブメッドなどに出資するほか、食品販売、不動産売買、投資などの幅広い事業を展開している。「星野リゾートトマム」は12月より上海豫園旅游商城が保有している。星野リゾートは従来通り、運営会社としてトマムの運営を継続している。
上海の空港で警察に連行されたとの一部情報もあり、上海市前副市長の汚職に関連しているとの報道もある。真偽はわかっていない。
これにより、12月11日には香港市場でホースン・インターナショナルの株式の売買が停止されたものの、他の関連企業の売買は継続した。また、社債の金利が上がるなどの影響も出ている。