
カタール外務省は、カタールの領空を一時的に閉鎖すると発表した。
ソーシャルメディア上の投稿で明らかにした。カタール国民や居住者、訪問者の安全を確保するための予防的措置を理由としている。閉鎖の規模はわかっていない。
カタールには、中東で最大の米軍基地であるアル・ウデイド空軍基地があり、イランからの攻撃への脅威が高まっている。カタールのアメリカ大使館は、カタールにいるアメリカ国民に対して、屋内退避を呼びかけている。
すでにドーハへ向かっていた一部の便は、アテネやダンマームなどへ目的地を変更したり、欠航を決めている。
6月23日発の東京/成田発ドーハ行きQR809便とQR807便、東京/羽田発ドーハ行きのJL59便、大阪/関西発ドーハ行きQR803便は、現段階でドーハに向けて飛行を続けている。Flightradar24によると、現段階で約100便がドーハに向かっているという。