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ANA、レカロ製プレエコ・エコノミー座席を787-9に採用 2026年以降導入


全日本空輸(ANA)はボーイング787-9型機にレカロ・エアクラフト・シーティングの新しい座席「R3」と「R4」を導入する計画を発表した。エアクラフト・インテリア・エキスポでプレゼンされ、これらのシートは中長距離エコノミークラスとプレミアムエコノミークラス向け。R3は2024年11月よりイベリア航空で初商業運航予定で、快適性を高めるために人間工学デザインや機能性が強化されている。R4は施設を充実させ、アクセシビリティを改善。どちらも軽量化され燃費効率向上を図っている。ANAは2026年度以降に新型シートを導入し、最新のボーイング787-9型機に設置する予定。

全日本空輸(ANA)は、ボーイング787-9型機の座席にレカロ・エアクラフト・シーティングの「R3」と「R4」を採用した。

ドイツ・ハンブルクで開催中の「エアクラフト・インテリア・エキスポ(AIX2025)」で、レカロ・エアクラフト・シーティングのマーク・ヒラー最高経営責任者(CEO)らが出席したイベントを開き、発表した。

中長距離エコノミークラス向けの「R3」は、イベリア航空がローチカスタマーとなり、2024年11月に商業運航を開始している。6方向に調整可能なヘッドレスト、USB電源が一体化したモニターを設置したほか、足元の広さを1インチ拡大し、人間工学に基づくサポートを強化することで、快適性を向上させた。重量も約2キロ軽量化し、燃費削減にも寄与する。シートピッチは33〜34インチで、リクライニング量も2インチ拡大する。タッチ式の13.3インチモニターを採用し、コントローラーを廃止した。USB-C電源を搭載し、Bluetooth接続にも対応する。

プレミアムエコノミークラス向けの「R4」は、6方向に調整可能なヘッドレスト、レッグレスト、フットレスト、プライバシーウィング、読書灯、ペットボトルホルダー、肘掛け下収納、AC電源とUSB電源を備える。一枚板のテーブルを採用し、テーブルに埋め込んだモバイルデバイスホルダーや、取り出し時に誤って手を離した際にも怪我のリスクを軽減できる設計を採用。通路側の肘掛けは簡単に持ち上げることが可能で、車椅子利用者のアクセシビリティにも配慮している。重量も最大10%削減した。シートプッチは2インチ拡大した40インチ、リクライニングも2インチ拡大した9インチとなる。タッチ式の15.6インチモニターを採用した。USB-C電源を搭載し、Bluetooth接続にも対応する。

レカロ・エアクラフト・シーティングは、2024年に座席名のリブランドを実施しており、R3は旧CL3810、R4は旧PL3810。「R1」から「R7」までエコノミークラス、プレミアムエコノミークラス、ビジネスクラスの6種類を展開している。

ANAは両座席を、2026年度以降に導入する機体に設置する。2月にはボーイング787-9型機を18機発注するとともに、2020年2月に発表した5機のオプションを行使すると発表していた。

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