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航空業界や空港の仕事を広く知ってもらおうと、学生がシンガポール航空の社員から日々の業務について学び、飛行機の利用拡大に向けたアイデアを考えるイベントが1月26日、羽田空港第3ターミナルに直結する複合施設「羽田エアポートガーデン」で開かれた。
このイベントは航空業界を目指す学生のための学生団体「Sky Aviation」とシンガポール航空が共同で企画。首都圏の大学生を中心に約70名が参加した。
[caption id="attachment_328289" align="alignnone" width="900"] ▲参加者の意見に耳を傾けるシンガポール航空のクリスティーナ・リン西日本地区支配人[/caption]
シンガポール航空からは西日本地区支配人のクリスティーナ・リン氏をはじめ、旅客部や貨物部で働く社員のほか、セールス、広報、マーケティング、人事などの各担当者が参加し、会社のプロダクトやサービス、各部門の業務について講演形式で紹介した。
その後、参加者と社員の交流の場を兼ねた昼食会を挟み、イベント後半では「シンガポール航空の学生(Z世代)利用を増加するには」というテーマでワークショップを実施。参加者はグループに分かれて意見を出し合い、学生の利用を促すためのサービスやアイデアを提案した。
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Sky Aviationは国際基督教大学(ICU)の学生が2023年6月に設立した学生団体で、現在は同大学の学生を中心に約40名の運営メンバーが所属。2か月に1回程度のペースで、航空業界の関係者をゲストに迎えた講演会「あおぞら教室」を開催している。
今回のイベントは、2024年6月に成田空港で開催したイベントの関係者からシンガポール航空のシア・ナムクン日本支社長を紹介してもらったことがきっかけ。Sky Aviation側からコラボを提案したところシンガポール航空側も快諾し、とんとん拍子で話が進んだ。
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イベントの準備は同年9月頃から約4か月かけて進めた。Sky Aviationの副代表を務める高頭和公丸さんは、過去のベントを通じて航空業界全体の働き手不足に問題意識を持ったといい、表に出ないような仕事にも参加者が興味を持てるよう内容を工夫したという。
「航空業界の方々から一方的に情報をもらうだけでなく、学生として業界に還元できることを常に考えている」と話す高頭さん。今後は運営メンバーをさらに増やし、イベントの開催数を増やしていきたいと展望を語った。
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