MGMリゾーツ・インターナショナルは、アメリカ・ラスベガスのMGMグランド・ホテル＆カジノの改装計画を明らかにした。
メインタワーの客室を段階的に改修し、最終的にはスイート・ルームを111室追加し、753室に拡充する。第1弾は3月から利用できるようになる。12月に完了予定で、総投資額は3億米ドル。2022年には、客室700室を擁するスタジオタワーを設けていた。
デザインは世界的な建築設計事務所のゲンスラーが、MGMリゾーツ・デザイン＆ディベロップメントと提携して設計した。ディスコ時代の華やかさからインスピレーションを受け、現代的な要素とシームレスに組み合わせ、遊び心とエレガントさを兼ね備えた雰囲気を醸し出す。
現代の旅行者の変化するニーズに対応し、バスルームはガラスの囲いと明るい磁器仕上げのウォークインシャワーにアップグレードし、スパのような落ち着いた雰囲気とした。鏡張りの一体型クローゼット、強化された遮光カーテン、壁掛けテレビ、利用者用のスペース付きミニバーを設けた。USB-C、USB、コンセントを備えた充電ステーションをベッド横に設けている。
スイートはセク所なるソファーと視点により変化するレンチキュラーアート作品を備えるほか、ダブルミラーと新しいシャワーを設置したバスルームも擁する。プライバシーを強化し、仕事と娯楽のための多機能スペースなども取り入れた。
今年後半には、新たなタイニングとエンターテインメント体験も導入する。Netflixのヒットした番組にインスピレーションを得た料理を提供する「Netflix Bites」や、世界的に有名なDJ KygoのPalm Tree Crewによるトロピカル風のデイクラブ「Palm Tree Beach Club」もオープンする。
