starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

チェジュ航空機事故、179名の死亡確認 ブラックボックス回収


韓国務安国際空港で大破したチェジュ航空7C2216便の事故で、乗員乗客181名のうち179名が死亡したと確認されました。事故は鳥群と衝突後の緊急胴体着陸の試みに失敗した結果として発生し、火災が起こりました。2名の乗務員が負傷し、病院へ搬送されました。遺族支援として全路線でキャンセル料が免除され、保険会社は1兆4,000億ウォン規模の賠償を予定しています。

韓国国土交通部は、チェジュ航空7C2216便が務安国際空港で大破した事故で、乗員乗客179名の死亡を確認したことを明らかにした。

同便の乗員乗客は181名で、全員の安否が確認されたことになる。負傷した客室乗務員2名は病院に搬送された。犠牲者の遺体は空港に安置されており、遺族に引き渡される見通し。空港と17の市道には合同焼香所を設置する。

また、国土交通部とチェジュ航空が明らかにした発生概要によると、鳥群に衝突して緊急事態を宣言した後、胴体着陸を試みていたことがわかった。機体は2009年2月3日に製造され、チェジュ航空は2017年2月3日に導入した。出発前点検で異常は見当たらなかった。機材は過去3年間、整備による問題での引き返し記録はなかった。

機長は1979年生まれで、総飛行時間約6,800時間。機長経験は5年目で、機長としての飛行時間は2,500時間。副操縦士は1989年生まれで、総飛行時間1,650時間だった。

消防や警察、軍など1,572名を動員して対応にあたった。航空事故調査官8名と航空安全監督官9名が現場に派遣され、改修されたブラックボックスはきょう30日に金浦空港試験分析センターに移送し、分析が可能かを確認する。

遺族らに対する賠償は、三星火災を主保険会社として他に4社が参加し、アクサXLを再保険会社とする、総額1兆4,000億韓国ウォン(10億米ドル)規模の賠償保険に加入しているとした。

チェジュ航空は12月29日までに予約を行った人を対象に、全路線でキャンセル料を免除する特別対応も実施する。

■発生概要

午前8時54分:管制が着陸を許可

午前8時57分:管制から鳥群回避の注意喚起を提供

午前8時59分:操縦士から鳥群衝突による緊急事態を宣言

午前9時:同機が着陸を試みる

午前9時3分:同機がランディングギアを使用せずに着陸し、滑走路末端地点を逸脱して空港外壁に衝突して停止。火災発生

午前10時3分:総括対策本部が任務に移行し、遂行

午後2時00分:チェジュ航空航空公式ブリーフィング実施

午後2時42分:乗員乗客181名中、死亡120名、負傷2名、行方不明59名

午後5時30分:現場対策本部総括支援チームが務安空港に到着

午後6時26分:乗員乗客181名中、死亡176名、負傷2名、行方不明3名

午後10時:乗員乗客181名中、死亡179名、負傷2名

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.