マレーシア・アビエーション・グループ(MAG)は、子会社のマレーシア航空が導入したエアバスA330-900型機の初号機(機体記号:9M-MNG)を、MABエンジニアリング・コンプレックスで公開した。
MAGがアボロンからリースで導入する20機のうち初号機。このうち10機はセール・アンド・リースバック、残りはアボロンの発注分から引き渡す。2028年にかけて納入する。
機内にはビジネスクラス28席、エコノミークラス269席の計297席を配置している。ビジネスクラスは「1-2-1」配列のドア付きで、コリンズ・エアロスペースのエレベーションを採用した。より広い個人スペースや手荷物収納棚、FlightPath3Dを含む最新の機内エンターテインメント、無料高速Wi-Fiを提供する。ロールス・ロイス製トレント7000エンジンを搭載し、前世代機と比較して、燃料と二酸化炭素排出量を14%削減できる。
初便は12月19日のクアラルンプール発メルボルン行きで、その後はアジアとオーストラリアの長距離路線に就航を予定している。
⇒詳細はこちら