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ANA、羽田空港国内線のダイヤモンド会員向けカウンターをリニューアルオープン


全日本空輸(ANA)は、羽田空港の国内線向けANAマイレージクラブのダイヤモンドメンバー専用チェックインカウンター「ANA SUITE CHECK-IN」をリニューアルしました。このリニューアルにより、古くなった保安検査機器と混雑の課題を解決することを目指しています。新施設には、廃棄された機内食用の食器を再利用した陶板が設置され、日本の伝統美を取り入れた左官壁が採用されています。カウンター数は従来の2倍の6台に増設され、新たにユニバーサル対応のローカウンターも設置されています。さらに、手荷物からパソコンや液体物を取り出さずに通過できるスマートレーンが導入されました。「ANA PREMIUM CHECK-IN」は、12月18日に北側、夏に南側のリニューアルが予定されています。

全日本空輸(ANA)は、羽田空港国内線のANAマイレージクラブのダイヤモンドメンバー向けチェックインカウンター「ANA SUITE CHECK-IN」をリニューアルし、きょう12月2日から供用を開始した。

2010年10月にオープンしたこれまでのカウンターは、日常的に混雑し、保安検査機器も古いことが課題だったという。オープン当初はカウンターに寄って、保安検査を受けることが主流だったものの、搭乗スタイルが変わったことなどから、リニューアルを決めた。既存施設は閉鎖し、顧客向けの新たな施設にリニューアルする。

施設の入口付近の壁材には、割れたり欠けた機内食用の食器の一部を再利用した陶板を設置。陶板はひし形で、大きさは最大約78.5ミリ×約1,500ミリ。「ANA PREMIUM CHECK-IN」のロゴはステンレスでできている。

日本の伝統美を取り入れ、カウンターの壁面にはユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統技術の一つである左官壁を採用。3〜4日かけて製作し、2日乾燥させたという。カウンター数を3台増設して6台とするほか、ユニバーサル対応のローカウンターも設けた。

一般保安検査場にはすでに導入されているスマートレーンを導入したことで、保安検査時に手荷物からパソコンや液体物を取り出す必要がなくなり、スムーズに検査場を通過できるようになる。全長約14メートルで、処理能力はこれまでの最大3倍となった。

ANAマイレージクラブの上級会員やプレミアムクラス利用者向けの「ANA PREMIUM CHECK-IN」は、北側を12月18日、南側を夏にもリニューアルオープンする。

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