オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は、ヴァージン・オーストラリアとカタール航空の提携を暫定認可した。
これにより両社は、カタール航空が運航するドーハ〜ブリスベン・メルボルン・パース・シドニー線で共同販売やマーケティング活動が可能となる。
両社はこの他、ヴァージン・オーストラリアがシドニー・メルボルン・ブリスベン〜ドーハ線を2025年6月、パース〜ドーハ線を同11月に開設する暫定認可も求めている。これらの路線はカタール航空の機材と乗務員で運航する、ウェットリースによる形態が取られる。
ACCCでは暫定認可により、ヴァージン・オーストラリアが新路線を開設する準備として、必要な計画の協議やマーケティング、販売、システム調整を行うためのリードタイムが得られるとしている。最終承認は2025年2月を予定し、当局が最終承認しなかった場合、払い戻しや再手配を行う。