ボーイングは、一部のボーイング737 MAXの運航停止を勧告した。
ボーイングは声明で、一部の機体で電力系統の問題が発生する可能性があることから、運航する16社に対し、運航を開始する前に対処するように勧告したことを明らかにしている。アメリカ連邦航空局(FAA)と緊密に協力し、顧客には適切な是正措置について、指示を出すとしている。FAAもTwitter上で、利用者に対して、欠航や遅延などについて航空会社に確認することを求める投稿を行っている。
ボーイング737 MAXをめぐっては、ライオンエアJT610便(機体記号:PK-LQP)とエチオピア航空302便(同:ET-AVJ)の相次ぐ墜落事故を受け、2019年3月より全面的に運航を停止していたものの、FAAは2020年11月、運航停止措置を解除している。一部の国では、現在でも運航再開の許可を得られていない。