函館空港と函館インターチェンジ(IC)を結ぶアクセス道路が3月28日、全線開通した。
このアクセス道路は、一般国道278号函館新外環状道路の一部で、今回開通したのは、赤川IC~函館空港IC間の7.6キロメートル。すでに開通している函館IC〜赤川IC間も、暫定の片側1車線から2車線に拡幅した。函館ICでは北海道縦貫自動車道や函館・江差自動車道と直結する。同区間の開通で、函館IC~函館空港間の所要時間が夏期は28分から11分、冬期は30分から12分に短縮する。
国土交通省北海道開発局は、今回の開通により、広域周遊観光の活性化支援、精密機器製品の流通利便性向上、速達性向上による救急搬送の支援、一般道交通事故の低減や、通学児童の安全性向上といった効果が期待されるとしている。