NEXCO中日本は、大雪のため、北陸自動車道と東海北陸自動車道の一部区間で通行止めとしている。
1月10日正午現在の通行止め区間は、北陸道では、滑川インターチェンジ(IC)〜朝日ICの上下線と福井IC〜加賀IC間の上り線、武生IC〜加賀IC間の下り線。東海北陸道では、白鳥IC〜荘川IC間と福光IC〜小矢部砺波ジャンクション(JCT)間の上下線。
また、緊急通行車両の通行を確保するため、北陸道の福井IC〜金津IC間、東海北陸道の福光IC〜小矢部砺波JCT間を災害対策基本法に基づく区間に指定した。
滞留している車には、食料などを配布するとともに、除雪と滞留車両の流出車両を行っている。北陸道上り線の福井北IC〜丸岡IC間の125台と丸岡ICを先頭とした340台、東海北陸道の約200台への配布は完了したという。
NEXCO中日本では、1月7日から9日頃にかけて、管内の高速道路で通行止めなどの規制が予想されるとして、不要不急の外出を控えるほか、やむを得ず高速道路を利用する場合には、冬用タイヤの装着とタイヤチェーンの携行などを呼びかけていた。